番宣広告シリーズ ~ 山下清が『スター千一夜』に出演(昭和34年6月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和34(1959)年6月16日(火曜)。放送開始(同年3月1日)から3か月半が過ぎた スター千一夜(フジテレビ=司会は三木鮎郎)の番宣広告。

    

この夜は放浪の画家・山下清(当時37歳)を育ての親である 式場隆三郎 先生ともどもゲストに招き、スタジオ内をスケッチしてもらうという企画のようだ。



番組内でも前年に公開された東宝映画『裸の大将』(主演は 小林桂樹)のことも本人に語らせているようだが、のちのテレビドラマ『裸の大将放浪記』における 芦屋雁之助塚地武雄 の演技がハマり過ぎており、本物の山下清画伯のイメージはすっかり 上書き消去 されている。番組フィルムが残っていたら、ぜひ観てみたいものだ。


  昭和34年6月16日(火曜)のテレビ欄

それはさておき、この時代のスタ千は 木曜と金曜のみがお休み という、かなり変則的な編成だったことにも驚かされる。