ラテ欄検証シリーズ ~ 魅惑の木曜「2時のワイドショー」(昭和59年4月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

40年前の 昭和59(1984)年4月5日(木曜)のテレビ欄より。



昭和54年3月にスタートした 2時のワイドショー(日本テレビ=制作は読売テレビ)において、なんといっても お楽しみは木曜日。いつ頃までコーナーがあったか?の記憶はぼんやりだが、「恐怖の心霊写真」コーナーがあったり、鬼嫁と鬼姑のバトルを醜さ倍増の再現フィルムとともに紹介する「夫婦110番」コーナーがあったりと。

木曜だけは、普段の芸能情報とは一線を画した内容が多かったのだ。

まだ家庭用ビデオが家になかった時代。心霊写真コーナーがある日には、小学校から走って帰宅し、必死に視聴していたものだが、掃除当番やら何やらで 間に合わないケース も多い。心霊写真ブームが一段落し、木曜名物が 心霊よりもさらに怖い「夫婦110番」になった頃には、もう中学生となっていたので、なかなか午後2時などには帰宅できず、滅多に見られるモノではなくなっていた。

てなわけで、木曜となると登校前に 朝刊テレビ欄をチェック して、その日のオンエア情報を脳にインプットするなり、ノートにメモするなりして登校。その恐るべき内容を教室にてモノ好きな友人たちと、あれこれと想像&妄想を張り巡らせつつ、再現フィルムの予想をしたり、未だ見ぬ「再現フィルムの再現」をしていたものだ。ボンクラ黒帯!

この日の放送は「恐怖!深夜に死者の霊と話す姑」。ちょっぴり心霊写真テイストも復活させつつ、なんてドキドキ&ワクワクさせてくれる 魅惑の14文字 なのだろう。

もし「夫婦110番」の 再現フィルムのみを集めたDVD-BOX が発売されたのなら、絶対に買う。

 

  昭和59年4月5日(木曜)のテレビ欄