番宣広告シリーズ ~ 山本陽子さん主演『ザ・ハングマンⅤ』(昭和61年2月) | 高木圭介のマニア道

高木圭介のマニア道

~浮世のひまつぶし~

昭和61(1986)年2月7日(金曜)。訃報が伝えられた 山本陽子さん(享年81)が主演した ザ・ハングマンⅤ(テレビ朝日)の番宣広告。



当時の山本さんは 43歳。すでに 熟女の領域 に入りつつあった山本さんが、ごく 平凡な主婦(その正体に気がつかない旦那はグズ六こと 秋野太作)だったり、街の生花店(緑美園)で働いていたり、夜の クラブママ だったりと、その七変化ぶりが楽しいドラマだった。

そして最後は毎度、悪人たちの前に立つや「私の名はパピヨン~」と名乗り、蝶のように舞いつつ、花から噴射される 睡眠ガス で眠らせ、仕置きするというパターンだ。

       

兄弟分の必殺シリーズと同じく、時代の変化とともにコミカルな路線も目立ち始めたハングマンシリーズだったが、それはそれで観ていて楽しかったものだ。

現在、BS朝日BS松竹東急 では、必殺シリーズの(再)をループして、何かと窮屈な令和の世に「心の安定」を提供しているが、同じようにハングマンシリーズもループで(再)してほしいものだ。

 

  昭和61年2月7日(金曜)のテレビ欄