番宣広告シリーズ ~ TBS新番組『肌は死なない』『植木等ショー』(昭和43年7月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和43(1968)年7月、TBS新番組の番宣広告。7月1日(月曜)に放送スタートした 成田三樹夫 主演のクールサスペンスドラマ 肌は死なない と、7月4日(木曜)放送スタートの 植木等ショー が紹介されている。



『肌は死なない』は 黒岩重吾 の原作小説を、佐々木守 の脚本にてドラマ化した作品。まったくの未見だが、成田三樹夫が演じるのは、表向きは新日本経済タイムスの社長にして、人からは「総会屋」「情報屋」と呼ばれている謎の男・美杉恵伍なんだそうだ。




  昭和43年7月1日(月曜)のテレビ欄

名バイプレーヤーとして知られる成田三樹夫が主演したドラマは数少ないが、2年前(昭和41年)の『土曜日の虎』(TBS)といい、総会屋とか企業乗っ取りとかをテーマとしたアダルトな作品が多い。しかし、主婦向けの昼帯ドラマ として、評判はどうだったのだろう?



一方の『植木等ショー』は、前年(昭和42年)から放送され、平均視聴率22% と大好評だった第1シーズンに続いて、装いも新たに第2シーズンがスタートしたという形。初回ゲストは 山本直純吉永小百合 のようだ。

 

植木等も成田三樹夫も強烈な個性とイメージが定着しているが、お二人とも実はかなりの二枚目なんだよな。

 

  昭和43年7月4日(木曜)のテレビ欄