ラテ欄検証シリーズ ~ プロレス中継の前に興味をそそる対決が!(昭和46年5月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和46(1971)年5月28日(金曜)のテレビ欄より。



この時代の「金曜夜8時」といえば、なんといってもプロレス中継(日本テレビ)なのだが、ジャイアント馬場やアントニオ猪木吉村道明大木金太郎の試合よりも、興味をそそられてしまう対決が午後7時30分の『ドレミファ学園』で組まれている。

それは「タイガーマスク 対 ミスターX」。木曜夜7時から同じく2編テレビで放送されていたアニメ版タイガーマスクは、最終回(9月30日)まであと4か月とあり、物語もいよいよ原作とは異なるクライマックスに向けて佳境に入ってきた時期だ。この番組ではいったい、どういった対決を行ったのだろう? 司会のジュリー(沢田研二)やゲストの辺見マリとのからみも含めて、とても興味深い。

現実のプロレス界には歴代、さまざまなミスターXが存在してきたが、タイガーマスクの劇中ではレスラーではなく、非情なる虎の穴のマネージャーだ。いったいどこの誰がタイガーやX氏に扮したのか?も気になる。

それはそうと、この日の『金曜スペシャル』(21時~、東京12チャンネル)はエロ路線ではなく、怪奇&グロ路線のほうだ。