京都府福知山市で日本茶インストラクター・リーダーとして活動しています
日本茶教室thé to a (テトア)赤井貴恵(あかいたかえ)と申します。
作法やお点前ではないおうちで簡単に美味しく日本茶を楽しむコツを
楽しい雰囲気の中ご紹介しています

11月2日~12月10日まで、
きょうと食いく先生
として、京都府立福知山高校1・3年生、附属中学校3年生の家庭科の授業をさせていただきました。
ただ、
今回の内容は1コマ→2コマに授業時間は増えながらも、本来やりたい急須を使った淹れ方体験ができない
という日本茶インストラクター泣かせな状況

どうしたか。
まず、
急須を使った淹れ方は私がデモンストレーションを行いました。
そして、何よりも
今年度の全国茶品評会かぶせ茶の部で農林水産大臣賞(個人の部日本一)に福知山市で茶栽培をしている勝田裕之さんがなられたことには絶対触れたい。
いつもなら、新聞記事をパワポで見せて紹介するのですが、
生で話してもらおう
とはいえ、茶園管理の忙しい時期に学校に何度も来てもらえない。
ならば、
インタビューを収録しよう
何なら、勝田さんだけじゃなく、今の中丹茶を支えるにのくに茶業青年団みんなに話してもらおう
急遽、10月に勝田さん含め4名にご協力いただきました。
シナリオもなくぶっつけ本番の収録でしたが、
やはりこの4名の話は魅力的

全部を見せたいくらいの内容でしたが、
その中から彼らの想いが強い部分を生徒には見ていただきました。
授業の一番最後のパートでしたが、
みなさん真剣に青年団の話を聞いてくれていましたよ

中には、あとで質問をしてくれた生徒さん。
「勝田さんが日本一になって、他の3名は悔しいとか思っておられるんですか
」

「勝田さんの茶園管理は素晴らしいから、受賞しても驚かない」
と橋本さんは言ってましたが、
心中はやはり茶園を生業する以上あるやろね~
と伝えましたが、
櫻井さん、橋本さん、岡田さん
どうですか



今年度は
福知山の玉露を味わい、
中丹茶を支える青年団のメッセージを見聞きし、
中丹にも「日本一」なものがある
それがゆくゆくの生徒さんの地元や自分の誇りに繋がってほしい
そんな内容で行った、きょうと食いく先生の授業。
この時期にやらせていただいたことは、
必ず私にも糧になっているはずです。
福知山高校のみなさま、
本当に貴重な機会を与えていただきありがとうございました
