ハイフィンガー奏法の前の指奏法の時代から、指の力だけで弾くことに異を唱えるピアニスト達がいました❣️

 

 

ショパンは、10本の指を訓練によって均等に独立させるのではなく、各指の個性を生かした音色や弾き方を追究しました💎

 

 

具体的には、初めにホ長調のポジション(短い1と5の指は白鍵に、長い2〜4の指は黒鍵に配置する)から弾き始めるように、弟子たちに指導したそうです💡

 

ショパンポジションに手を置いてみました!

とても楽です☺️(ミ#ファ#ソ#ラシ)

 

逆に、過去の投稿でご紹介した日本でお馴染みのフォームは、長さの違う指を揃えて白鍵1直線のハ長調に対応するために、無理矢理丸くしていることになりますね💦

 

 

 

ショパンの作品によく見られる、1の指で黒鍵を弾くことや、345の指の間での指越えや指くぐりなどの指遣いは、腕や手首を上下にも動かさなればできない動きです↕️

 

 

また、リストは、指先の爪に近い部分で弾くことを嫌い、指の腹で弾けばソフトな音色を出すことができると言っていたそうです😌



リストが演奏している様子の風刺画

大地宏子さんの論文『ハイフィンガー奏法による日本のピアノ教育の系譜:明治末期から井口基成の時代まで』からお借りしました!



2枚目の画像では、リストは指を伸ばして弾いており、1枚目では腕全体を使って弾いているのが一目瞭然でわかります👀手首の位置も高いですよね⬆️



ショパンやリストどちらの作品にも、同じ指を連続で使ってメロディーを歌わせる曲がありますが、これらは指だけの力では難しく、腕の重みが必要ですよね🐘

 

 

こうした優れたピアニスト達の演奏が研究され、後に脱力した腕の重みを指にかけて弾くという奏法が生まれました❣️

 

 

次回もお楽しみに🎵

 

 

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