９月になり、ずいぶん涼しくなりました。
読書の秋もまもなくですかね。
ということで、久しぶりの読書です。
これは、なかなか読み応えあります。
一人で海外に出て商社を起業。
そこから、アジア有数の大富豪になられた小西史彦氏の体験談がふんだんに積みこまれています。
全てが体験談ですので、説得力もありますし、よくある「楽して大富豪になろう！」みたいな本ではないので、若い方も学ぶべきことが多いのではないのでしょうか。
また、日本人が海外で事業をやっていく中、現地の人・欧米人から差別を受けたりしますが、そこに逃げることなく奮闘していく姿は、国際社会で活躍したい人に参考になるんじゃないでしょうか。
気になったとこをメモしておきますね
勉強よりも、仕事よりも、まず身体を鍛えなさい。
７０歳を過ぎて、私は「今が旬じゃないないかな？」と思うようになりました。
今までに築き上げてきた知識と経験とネットワークは私のもので、誰もそれを奪い去ることができないからです。そして、これらは、すべて私の頭の中にあります。
近年、私は年齢を重ねるのは素晴らしいことだと思うようになりました。
ただし条件があります。
それを正しく使えるだけの体力を維持しておくことです。
身につけるものはケチらない方がいい。
洋服や時計、カバンなど、いまの自分には分不相応と思えるような高級品を身につける。
見栄のためではありあせん。
身につけたものにふさわしい自分に近づくためです。
高級品を身につけることによって、、それに負けないような振舞いを強いられるのです。
大事なのは真心です。
相手が誰であろうと、何かをしてくれたら、きちんとお礼をする。
悪いことをしたら謝る。 この当たり前のことを徹底するのです。
これができれば、誰とでも良好な関係を築くことができるのです。
何のために働くか？
私の答えはシンプルです。
家族のために働く。これに尽きます。
自分のためだけでは途中で心が折れてしまったのではないかと思います。
だから、私はビジネスにおいても、「家族を大切にする人」こそ信頼に値する人物だと考えています。
いかがでしょうか。
海外で戦ってきた小西氏の熱い言葉に触れてみてください。
小手先のテクニックとかではなく、真っすぐに仕事に向き合う姿勢は学ぶべきことが多くあると思います。
仕事で悩んでる人にはオススメです