「17条憲法」 第十五条 背私向公 わたくしをそむきて、おおやけにむく | 日本元氣計画!! 中村たかし

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 7歳より「世界を平和に出来るのは俺しかいない!」と世直しを志す。日本新党広報部次長(細川護熙首相)、日本創新党選対副委員長など。現在は、日本元氣計画!代表、平成立志社代表、元氣NIPPONプロジェクト事務局長              


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「17条憲法」 
第十五条 
『背私向公』 
わたくしをそむきて、おおやけにむく


(日本書紀原文)十五曰、背私向公、是臣之道矣。凡人有私必有恨。有憾必非同、非同則以私妨公。憾起則違制害法。故初章云、上下和諧、其亦是情歟。


(現代訳)

十五、【背私向公 わたくしをそむきて、おおやけにむく】 

私情を離れて公益をめざすのは、朝廷役人の道である。

すべての人は私情があるときはかならず恨みがある。

憾みがあるときはかならず間違いが起こる。

間違いが起こるときは私情によって公益を妨たげる。

憾みが起るときは、制度に違反し法を破る。

それ故に初めの章(第一条)に、「上下の者が仲よくし、執われの心をはなれて話し合う」というのは、またこのことである。