6月4日土曜日に日本創新党党首の山田宏さん(前杉並区長)の講演会が行なわれ、出席しました。
山田さんは、東京都議会議員 → 衆議院議員 → 杉並区長 と歩んでこられました。昨年の参議院議員選挙では、全国の首長を中心に「日本創新党」を立ち上げ、自ら党首に就任しました。
杉並区の大改革の成功は、政治関係者、自治体関係者には有名でしたが、一般国民的な知名度は少なく、また同時に、国会議員が5人いなければ政党とみなさないというおかしなマスコミの自主規制により、選挙期間中全く報道されないという扱いを受け、結果は一議席も確保することが出来ませんでした。
その浪人中の山田宏さんの話を聞くために、全国から多くの同志が集まったということは大変に貴重なことだと思います。会場の文京シビックセンター会議室は、満員御礼という状態でありました。
さて
あのひどい「内閣不信任案の茶番劇」を見せられた直後であったために、余計に、パワフルな山田さんを見て、今の国会議員はひどすぎる、山田宏さんこそ、国会議員になっているべきだ……と皆さん思ったでしょうね。
山田さんの講演から、私の心に響いたことを、いくつか報告させていただきたいと思います。
「文武両道 勉強とスポーツではない。文=真の賢者たれ。武=卑怯者になるな
ということだ。」
保身に走る国会議員を思い浮かべるとがっかりします。
「震災対応で、予算が回らない。市→県→国→県→市 いちいちOKを取らねば金が出ないからだ。今は平時ではない危機なんだ。市町村に先に地元の金融機関から金を借りさせて、先に仕事をさせて、その金を国が補填せよ」
国会に耳を傾けて欲しいないようです。
「風俗は乱れてはいず、泥棒もいないし、訴訟も少ない……」これは3世紀の魏志倭人伝の記載です。16世紀に日本を訪れた宣教師たちの日本に対する印象の記述、19世紀のイザベラバード女史の日本に関する記述…日本人は変わらないんだ。秩序を重んじ、礼儀を重んじる国民性」
「今の憲法はダメだ。憲法3条 権利15 義務3(納税、教育、労働) 責任1」
「日本を日本たらしめているものは何か?
①秩序を重んじ礼儀を重んじる国民性
②天皇陛下の存在
③自衛隊 である」
「東北の復興を日本の復興にしなければならない。本当の復興 → よい国日本を取り戻すことだ」
「政治家の一番大事な資質は何か? と松下政経塾の後輩が訪ねてきて聞いた。君は松下政経塾の塾是を読んでるのか? 『真に国家国民を愛すること』 これしかない。 自尊心がなくて他人にやさしく出来るか? 国家にプライドがなくて、何で世界平和に貢献できるのか? 過去に感謝の念を持てるから、将来への責任感が生まれるんだ。」
「一過性の政策ではダメだ。日本を卑怯者の国にしてはならない。過去の汚名を晴らすのが我々世代の責務だ」
「東京書籍の歴史教科書に全く史実を曲げた記載。在日朝鮮韓国人が全て強制連行で連れて来られたかのような記載。全く間違っている。徴用令は当時の日本国民に等しくあった。台湾は1939から。朝鮮は1944.9~1945.3まで。GHQは戦後、朝鮮半島出身者に帰っていいですよ、費用出しますよ。その上で残った方々が在日朝鮮韓国人だ。しかも、その徴用令で来た人で日本に残ったのは245名ですよ。245名。こうした歴史の事実を捻じ曲げてはいけない」
「過去を一方的にさげすむな。講和条約とは、講話してるんです。そこで講話した以上 過去の話はなし これが普通の国際常識。いつまでも謝罪するなど、国際常識ではありえない」
「日本人はまず何をやらねばならないか。経済じゃない」
「①防衛 自分の国は自分で守る気概。防衛をアメリカに委ねているから腰が据わらないんだ。」
「②教育。人間の根幹だ。人間づくりの根っこ、土台が教育だ。根幹は人格教育。親、親の愛、親學。愛情たっぷりに育たない子供は言うことを聞かない。幼稚園に上がる前が大切なんだ」
「その上で③経済」
新内閣への期待
①即座にマニュフェスト撤回
②5年以内に新憲法
③新国家構想を国民に聞く。衆知を集める
④全国民挙国一致内閣
「政治は信念の戦いだ。信念に妥協はない」
「狂=やむにやまれず、やらざるを得ない。吉田松陰的情念」
「議員は孫子の兵法くらい読んでおけ 」
書ききれません!
皆さんも一度、山田宏 日本創新党党首の話を是非とも聞いてみてください!!