茨城のお祭り ② | パーマン三号のブログ

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5:00
出発…発車オーライ、神社ビンビン物語の始まり始まり。

https://youtu.be/kMgpyaPXon4?si=-5cpd-5i8dopWoUM


7:32
【道祖神社】へ到着。
鳥居が見えにくく一旦通り過ぎてしまいました。


御祭神は「八衢比古(やちまたひこ)」と「八衢比売(やちまたひめ)」で、記紀には登場しない神さまてす。

以前、茨城の「米ノ井神明社」に参拝した時よりも「数」が多い。
石だけに「カッチカチ」でした。

https://youtu.be/r_i0sVrjltE?si=dH5kn0zzGkTxKNdm

境内の日陰には霜が下りてました。

それで下妻〜。

(気温もギャグも)どちらもさぶい〜。

その土からニョキニョキと竹の子のようなものがたくさん生えていました。





それは「息の子」でした。

「心」を「自ら」の下半身に宿す、まさにそんな感じで、スクスクと天を仰いでいました。

大きくなぁーれ、大きくなぁーれ、大きくなって天でとどけ!

バベルの塔か、はたまた「豆の木」か…天上には神さまか、鬼か。

元気をもらいました。


前日に「下妻物語」を見ました。

感想は…うーん。あまり下妻市のことはでて来ず、期待は裏切られましたが、でも出演者が懐かしかったです。

深キョン、土屋アンナ、樹木希林さん、宮迫さん…阿部サダヲさんも出ていたたぁ、流石息の長い役者さんです。

茨城にはこの映画のロケに出てきた「貴族の舘」がいまも一軒だけ残っています。

今回は行きませんでしたが。


7:43
【高道祖神社】へ到着
こちらの本殿うらにも「ご利益さん」が。




中には三位の「右ソリ」の珍しい陽物もありました。


昔は「一黒、二雁高、三反、四鉄砲、五麩、六白、七錐、八長、九大、十小」なんて言ったようですよ。

四の鉄砲ってなんだ?

大砲が大きな砲だから、鉄のような砲…?

長いだけなら八位なんですね。

俺は七錐だな、って言ってるのは誰?(俺?)


午後から神社で安産祈願もしてもらえるようですが、自分たちは御朱印と絵馬、紅白の「塞棒(さやりぼう)」をいただき次へと向かいます。

塞棒とはお餅で男性女性のものを形とって作ったもの。

後で焼いて醤油をつけて海苔で巻いて食べると美味しいと教わってきました。


食べる「もの」は、その願い事によって変わるそうで、健康を願うのなら、お互いが自分のものを食べ、子宝を願うのなら、相手のものを食べるのだそうです。

安産と厄祓いのご利益があります。





また

ここは「唐猫塚」があります。
猫好きにはたまりません。


ここの「唐猫塚」には2つの伝説があります。

ひとつはこの塚の前で、茶椀や皿を貸してください、と言うと次の日にはちゃんとその枚数が揃っておいてある、と言うお話。

これを「椀貸伝説」と言って全国にも似たような話があるそうです。

その後

ある人が借りた椀や皿を返さなかった後は、もう貸してくくれなくなってしまったらしいです。

残念。


もう一つは

この「唐猫塚」は高麗国から持ち帰った虎の耳を供養のために埋めた場所らしいと言うことです。

京都の豊臣神社近くの「耳塚(鼻塚)」は朝鮮出兵した武士が戦功の印として、耳や鼻を持ち帰ったといわれていて、ここには虎の耳を仕留めた証拠に埋めたものと思われます。

その供養塚の前で、近所の猫達が夜な夜な集まって、霊を慰めるために歌ったり踊ったりしていました。

ある日、踊っている最中にその塚に何処からかともなく石が投げられてから以降は、猫が歌ったり踊ったりするのを見なくなった、と言うお話です。

石を投げたのは、誰か…いたずら好きな人間か、はたまた猫の宿命のライバルネズミか?

突然ですが、弁天様があやしいと思います。

「弁天様疑惑」の理由はあります(自説)

それは「嫉妬」です。


七福神の神樣の中で女性と言えば「弁天様」ですが、昔は「吉祥天女」だったのです。

元々吉祥天女は毘沙門天の奥さまで、弁天様は梵天の奥さまだったのです。

そして

弁天様は「横恋慕」して毘沙門天の奥さまの地位を奪って、七福神の女性神になったようです(諸説あり)

テレビドラマになりそうな「神樣のダブル不倫」…

https://youtu.be/cv7Ss4qjCBU?si=o1TaY5y37txiOM5T
この頃からですかねぇ、不倫が市民権をもったのは…。


本当は、吉祥天女はインドの神ですが、日本の神に上手く落とし込めなかったため、吉祥天女信仰に似たご利益のある弁天様に変わってしまったようです。

また

江の島の弁天様はカップルが来ると、嫉妬からカップルを別れさせるほど嫉妬深い、なんて事もまことしやかに言われています(本当は江の島が男たちの盛り場で、奥さまが来ると都合が悪かったかららしいです)


「唐猫塚」は元々虎の耳が埋められているとすれば、虎は毘沙門天の眷属なので、そこへ集まる猫のことを

「この泥棒猫!」

と妬んで弁天様が石を投げた可能性があります。

https://youtu.be/ycbUJFRcTEc?si=A5KakWgga78r-xbZ
よくよく考えたら怖い、自分が書いた手紙も見せられたかも…「だし」に使われた男です

https://youtu.be/8TL__mexkF4?si=0ePGhYMASOF9i3zL
やや、消極的、「青い空は誰のものでもない」とは理屈っぽい。
出だしの歌詞が意味深です。


奥さまの地位を奪った女性が、奪った相手の男性の女性関係にものすごく敏感で、過剰に「泥棒猫」を警戒するようになるのは、男性にとっても、女性本人にとっても辛いことだと思います。

人様の物には手は出さないで、出汁だしましょう?

https://youtu.be/ckn0tzKmZ7M?si=QHd8RUpgfVzeRw71
コメントワロタ


女房の妬くほど亭主もてもせず

また

弁天様が石を投げたことを裏付けるような別のお話も残っています。

同じ「茨城県」の旧「稲敷郡東村」 (現・稲敷市)には、「道祖神」が道の三叉路で「弁天様」を待ち伏せて石を投げた、という奇妙な民話があるそうです。

これははじめに弁天様が石を道祖神(猫塚)に投げたので、怒った道祖神が石を投げ返したものと考えられます。

子供?

いゃ、純心?

https://youtu.be/r1Omdkzm1uA?si=9-rCgD3yNvmlrxsh
小学校くらいまでお世話になりました


考えてみれば、不倫だって嫉妬だって、ある意味自分の心に素直、純心とも言えなくもないでしょう。

いづれにしても神樣のすることは「人智を超えたこと」のようです。

猫塚にちん◯

猫に珍小判

https://youtube.com/shorts/jrPL2VE9yEc?si=TPaBBjQ5woTAz5Mp


本日は「さやりぼう」や同じく今日しかいただけない貴重な御朱印や絵馬、色々と授与品をいただきました。



手に荷物、腹に一物、股間にも…そこの毛そこ抜け、重たい重たい
           小林一物