…将来大丈夫かなぁ、と不安になった時の呪文
「私の中にあるものは、私を助けてくれる菌が全て吸収してくれる」(28頁)
…相手に不愉快になるようなこといったかなぁと悩んだ時の呪文
「不安の下には怒りがある」(32頁)
私がおかしいんじゃなくて、おかしな人から離れる必要があっあから、怒りがこみ上げて、それが危ないから不安になった。
…みんなの前で上手くいくか不安になった時の呪文
「オリジナルの自分で感じてみる」(36頁)
上手くいくかと考えているように不安になっているけど、本当は自分の事しか考えていないことに気づく。
不安にならないといけないと考えているだけ。
…相手の気持ちがわからなくてぐるぐるしてしまう(恋)時の呪文
「これは相手からの贈り物」(41頁)
これは相手からの不安が自分の所にやって来ただけ、ミラーニューロンと関係あり
以上は前回の日記の本『孤独とお金の不安から解放してくれる25の呪文』の抜粋です。
今回は
・『無意識さん、催眠を教えて』大嶋信頼著
・『変性意識入門』苫米英著
・『眠りながら奇跡を起こす』谷原由美著
です。
先ほどの呪文の最後に出て来た「ミラーニューロン」とは、相手の事を真似てしまう細胞のことです。
『無意識さん、催眠を教えて』では、このミラーニューロンを使って「催眠術」を行います。
催眠術というと、あなたはブタになる、と言えばブーブーと鳴くような相手を自由にコントロールできる術をイメージすると思いますが、この本の催眠術はいっさいコントロールをしません、しないで治療をしてしまうのです。
やり方は超簡単、相手と呼吸を合せるだけです。
相手と同時に自分も無意識に没入するのです。
すると相手の無意識と同調し、相手の心がかってに自分を治してしまう(正解を出す)のだそうです(やってないのでわかりませんが)
その後は何もせずにいると、相手が眠ってしまうのでそれで終了。
相手は催眠にかけられたかどうかもわからないそうです。
そして目覚めた時には既に解答が得られて(無意識に)、行動に出るのだそうです。
例えば
ある女性が「私がある人の前に出るとドキドキするんです、多分恋していると思うので、その人と緊張せずに話せるようにしてください」
と相談されたそうです。
早速、呼吸合せの催眠を施し彼女は眠ってしまったそうです。
そして起きてから
「わかりました、実は私にとって彼はとても危険人物だったのです。
恋ではなくその危険をドキドキで知らせてくれていたのです」
と言ったそうです。
これは「吊り橋効果」そのままです。
吊り橋の恐怖のドキドキを、一緒にいた異性に対するドキドキと勘違いしてしまう、あれです。
彼女は催眠で無意識にアクセスした結果、本当の意味のドキドキを理解したのです。
この本を読み進むうちに、どんどんスピリチュアルな方向にいき、無意識がアカシックレコードへと転換していきましたので、ここかへんからはにわかに「わかりにくい」感じになってきました(ユングの言う「集合的無意識」?)
悟りは厳しい修行をしないとなかなかたどり着けない「(変性)意識」ですが、実は誰もが毎日この「変性意識」状態になっていると言うのです。
それが「睡眠」です。
睡眠では意識レベルが下って無意識になっています。
だから、誰もが普通に「悟り」の状態にあるというのです。
だとしたら、「悟り」を得るのにきつい修行などしなくても、簡単に「睡眠」を充実されたほうが早くない?ということで
『今日は、誰のために生きる』の中で、村長のシャーマンのご先祖が縄文人と交流したのも「夢の中」でした。
集合的無意識(アカシックレコード)があるならば、時空を超えて交信も可能なはずです(かなりオカルトスピリチュアルですが)
この本には「奇跡を起こす」やり方が書かれています。
それは「アフェアメーション」
affirmationには、肯定、確定、断定といった意味があり、自分自身に対する肯定的な宣言のことです。
特別で目新しいことではないですが、言葉にして「何でも出来る」と言うように言えばいいのです。
このアフェアメーションを寝る前にリラックスした状態で思い浮かべるのです。
そのまま睡眠に入れば潜在意識にも影響を与えるそうです。
ただ少し疑問なのは、そもそも潜在意識や無意識を意識的に手を加えていいものなのか、と言う事です。
先ほどの例のように、意識の上では「好きだから」ドキドキした、と感じても、実際は「危ないから」ドキドキした、と潜在意識が教えてくれてたのです。
それなのに「好きだから叶えて」と意味を間違ってダイレクトに潜在意識に手を加えれば、例えその時は、うまく叶っても最終的には自分が不幸になってしまうような気がします。
なぜなら、意識の認知より潜在意識(無意識)の認知のほうが、はるかにいろいろな気づきが勝っていると思えるからです。
だから、『無意識さん、催眠を教えて』のように、単に無意識にアクセスするだけでそれ以上の手は加えないのだと思います。
前回便宜的に「良い無意識」と「悪い無意識」があると書きましたが、その基準は「今の自分にとって」というカッコがつきます。
「将来」や「本当」の自分にとって本当にそれが良いのかの悪いのかは「今の時点」ではわからないからです。
塞翁が馬です。
確かに理想は「今を生きる」ということだったにしても、近い将来「確実にデンジャラスなことがある」とわかっているのなら、それは避けた方がいいし、無意識にはそれが「わかる」のだと思います(信じます)
むしろ全面的に無意識を信頼してアクセスすることだけをして後はお任せして、「意識上」の欲望はたとえかなわなくても、真の自分の目的を達成したほうがいいような気がします(信じます)
もちろん、トラウマや過去の事件からくる精神的な病気などは、それを意識的、医療的に治した方がいいと思いますが、意識的な願望充足(欲望)などはよくよく考えてから無意識に手を加えた方がいいと思えます。
なんだか頭とお腹がぐるぐるしてきたので、とりあえずヤク◯ト1000でも飲んでゆっくり無意識にアクセスしたいと思います。
「私の中にあるものは、私を助けてくれる菌が全て吸収してくれる」
おやすみなさい。
…からの
おはようございます。
こんな夢を見ました。
海外で旅行していて、気がつくとその日は出勤日。
ここは海外なのに、何とかして会社へ行こうとしますが、飛行場までは歩いてはいけません。
そこで家のものを呼んで(日本から?)車で飛行場まで連れていってもらうのですが、途中渋滞になり、送迎バイクにお金を払って乗り換えます…
なんの意味か全くわかりません。
ただ、途中の坂道でバイクが登れなくなり、それが自分の体重が重いからだと言われるシーンがあります。
そこだけ直ぐにわかりました、夢って正直なんですね。
さて、
潜在意識はいつの段階で「存在」しているのでしょうか?
集合的無意識があるならば、かなり前から存在しているはずです。
自分が生きて経験すること以前の遺伝子に関係があるのかもしれません。
ということで…続く
長々お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m