しゅーとめは無類のお出かけ好きです。
用事がなくても、車に乗ってあちこちドライブしているだけでご機嫌です。
どこを走っているのか、見当がつかなくなってもそれは変わりませんでした。
そんなしゅーとめにも、行きたくない所があります。
病院です。
アルツハイマーになってからの現象ですが、持病の事を忘れてしまっているのと、
何となく自分がおかしい、と認識しており、それが原因で病院に連れて行かれると
思う不安からか、病院は、「○○痛い」攻撃の対象として新たに加わりました。
*「○○痛い」攻撃:何らかの不安からどこか痛いような気がしてきて、そのうちホントに痛くなる
しゅーとめの防御技の最大奥義
しゅーとめはアルツハイマーに加え、持病の糖尿病、昔手術した脊椎管狭窄症の
後遺症と思われる神経痛、薬を見ると、高脂血症、血流さらさら対応等も
あるようです...
これに加え、同居後に増えた、活動量が減ってしまったことによる便秘、
トイレでの拭き損じによるのか?膀胱炎の頻発、糖尿病の影響で心配される
網膜症の検査など、お世話になっている病院はかなりの数です。
これにすべて連れて行くとなると、「○○痛い」攻撃対応だけでも面倒ですが、
歩行力の弱いしゅーとめを連れて回るのは、結構大変です。
さらに問題なのは採尿が必要なケースで、緊張するのか、採尿出来ないことが
何度も続いた事です。その時、申し訳なさそうにトイレから出てくるしゅーとめは、
気の毒なくらい「ごめんね」と繰り返します。
また、泌尿器科だと、カテーテル挿入して尿を採取したこともありました。
と言うわけで、トイレ1つでも結構大ごとです。
そんな時に、ある看護婦さんが、「おうちで採尿してきたら?」といって、
スピッツ(試験管のミニサイズ)をいくつかくれました。
さて、ここでまた作戦会議です。
どうしたら緊張せずに採尿できるだろうか?
ここで採用されたのが、
「紙コップ置いとく」作戦
でした。トイレットペーパーの横にある棚に、「○○○○サマ」と記名した
紙コップを、病院に行く前日の夜、我々が寝る頃そっとおいておくのです。
しゅーとめには何も告げないのがミソです。
次の日の朝、覗いてみると...
1度目は水が入っていました。やはり何となく緊張して入れられなかったけど、
何とかしようと考えたのでしょう。その経緯が分かるようで大笑いしました。
しかし、脈はあるようです。
果たして、2度目は...ちゃんと採れていました!
その後も、特に苦労することなく採れるようになり、採尿問題は解決しました。
となると....
すべての病院に、しゅーとめを連れて行く必要はないじゃないか、ということに
気がついたのです。本人もイヤなんだし、連れて行くのも大変だし、この際、
病院の回数も減らしてしまえ!と言うことになりました。
しゅーとめの場合、神経痛、便秘など薬をもらうだけの病院もあったこと、
そこで処方される薬は、他の病院でも処方出来たことが分かったため、
これらを1つの病院での処方に変えさせてもらい、まず、かかりつけ病院
そのものの数を減らしました。
また、本来なら通うべきであろうアルツハイマーの病院の先生にも、
メンタル面(不安とショックを受けやすい性格)で心配であることを相談すると、
家族が薬をもらいに来れば良い、ということで許可してもらえました。
その病院には、2ヶ月に1度程度通いましたが、そのたびに、
- ○○をしていたらこんなことが出来た
- 前出来ていた○○が出来なくなった
等、詳しくメモして報告しました。
その中で先生が気になった行動などについて、追加で質問を受けたり等することで、
本人が居なくても滞りなく診察は出来ていたように思います。
そんな感じで、出来る限り双方に負担なく病院通いが出来るよう、手を加えた結果、
以下だけは、どうしてもしゅーとめ本人を連れて行く必要がある病院として、
残りました。
- 糖尿病の診察(1ヶ月に1回)
- 眼科定期検診(半年に1回)
- 心臓の血管検査(年に1回)
次回は、これらの病院へ連れて行ったときのことについてお話ししたいと思います。
↑キッカケは頂き物でしたが、使い心地が良かったので購入しました!




