冷え性と睡眠不足 | ◇相談できる店◇  漢方草庵 泰山堂@川崎駅前

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こんにちは
泰山堂の金成(かなり)です

 

昨日は朝、山中湖湖畔をウォーキングしてきました

天気予報では曇りだったのですが、

ちょうど雲がちぎれて、富士山の上のほうが少しだけ見えました

 

 

 

先週土曜日の夜は漢方の勉強会でした

 

婦人科系疾患と漢方処方についての講義だったのですが、

その中で冷えと睡眠不足の関係について面白いお話があったので

ご紹介しますね。

 

若い女性の冷え性の場合、

睡眠時間が足りていない人が多いそうです。

確かに、土曜日の漢方相談でも2~3件、

冷えを伴う症状について相談がありましたが、

皆さん、睡眠時間が5時間前後でした

 

睡眠不足が冷え性の原因になる1つの理由は成長ホルモン

成長ホルモンは寝ている間にたくさん分泌されるので

睡眠時間が短いと成長ホルモンの恩恵を受ける時間が短くなります

成長ホルモンは、エネルギーを作り出し体温を上げるミトコンドリアと関係しているので、

成長ホルモンが減るということは

ミトコンドリアも元気がなくなって

体温が低くなってしまうのだそうです

 

また睡眠不足だと甲状腺の働きも低下するため

代謝が落ちて体温も下がります

 

それともう一つ

 

睡眠不足の人は、夕食の時間が遅い傾向があり

夕食の時間が遅いと

寝ている間も胃腸が動いているので

自律神経が乱れて

体温が上がりきらず冷え性になってしまいます

 

それから、これは睡眠とは別の話になりますが

朝食抜きも冷え性の元気になります

 

糖質やたんぱく質には体温を上げる働きがあるので、

(糖質はすぐに体温を上げてくれますが

30~45分くらいしか持続しないそうです。

一方、たんぱく質は2~3時間くらいもつそうです)

朝ごはんに、糖質とたんぱく質をしっかり摂ることが

冷え性体質の改善には大切です

 

まとめると、冷え性を治す養生としては

1.朝ごはんをしっかり食べる

2.夕食の時間を早くする

3.睡眠時間を確保する

 

ということになりますね。

 

冷え性は、病気ではありませんが、

不眠や下痢、便秘、不妊や子宮筋腫・子宮内膜症などの婦人科系疾患

など、いろいろな病気の原因になりますので、

冷え性体質は、ぜひ、改善しましょうね。

 

 

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