余寒 | たいや旅館・おやじだより

たいや旅館・おやじだより

 四国88ケ所第86番札所「志度寺」の門前町にある小さな旅館「たいや(鯛屋)」のおやじであります。
 うどんだけじゃない「さぬき」を、趣味の写真を通して発信していきたいと考えております。どうかお気軽にお立ち寄りください。
 

寒さが戻ってきました。
この時期に、さぬきで雪が舞うのは珍しいことです。この寒さを「余寒」と呼ぶそうです。
引田を離れて、今日は志度湾に戻ってまいりました。と言っても此処は高松市牟礼、定期巡回地点である穴子の対岸にあります。
風があり、晴れたり曇ったり時に小雪が舞うという不安定な天気、普段は釣り人が糸を垂れる防波堤にも人影は見当たりません。

余寒1


おやじの居る側は日が射していますが、向かい側の小豆島は半分雲の中です。おそらく雨か雪でしょう。

余寒2


陽の当った岸壁の白さと少し暗い海の色が、より寒さを際立たせるようです。

余寒3


港の外を波しぶきを上げて旋回するレジャーボートが一艘
メンテ後の試運転でしょうか。必要以上に飛ばしている風に見えました。

余寒4


黄色い反射板の着いた境界標識、堤の高さが無い為、気づかないと危険です。
黄色は昆虫が認識しやすい色のようです。おやじは昆虫ではありませんが、つい引き寄せられます。

余寒5