台湾発見--深坑老街の改修を終える 懐かしい風情を再現 | 台湾観光のブログ

台湾観光のブログ

「台湾観光」は台湾の観光地・文化を始め、
イベントや業界情報まで富んだインフォメーションをお届けしております。



百年の歴史を誇る新北市深坑老街(古い家並みの商店街)の復旧、改修工事が完了した。早速たくさんの観光客がレトロな風情を楽しみ、地元の美食を味わいに訪れている。

台北市内から車で半時間余りの深坑は、台北人にとって休日のお出かけスポット。長い歴史を有する深坑老街は、老建築やB級グルメに、台湾の伝統的風味を色濃く残している。そのため、多くの外国人観光客が訪れ、記念写真を撮っている。


二年前から行われていた改修工事は九月初めに完了し、老街は風貌を一新した。道路は広々とした石畳となり、整備されて歩き易くなった。街道沿い伝統の福建式建築に体裁が統一され、百年余り前の風情を取り戻したかのようだ。新設の展示室では、深坑老街の歴史を紹介している。

観光客が詰め掛ける理由の一つが深坑の美食。深坑には地元で「四宝」と呼ばれる、緑竹筍、黒ブタ肉、白豆腐、文山包種茶がある。深坑に来たなら欠かせない特産だ。飲食店の多くもこれら食材を生かした「四宝餐」を出している。特に豆腐は紅焼豆腐(醤油味)、黒豆豆腐、炭焼き臭豆腐、さらに豆腐アイスクリームなど、多様な料理法がある。どれも美味で、観光客を魅了している。

 

アクセス:
台北MRT板南線市政府駅から912バスで「深坑」下車
台北MRT文湖線木柵駅から660バスで「深坑」下車