台湾観光のブログ

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「台湾観光」は台湾の観光地・文化を始め、
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台湾観光月刊は財団法人台湾観光協会が発行しているフリーペーパーです。引用、伝載の場合は出所を明らかにしてください。

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※掲載情報は取材時のものであり、現在の情報とは異なる場合があります。

企画構成/高田雅子 文/高田雅子 写真/季子弘




台南 
嘉南平原で不思議発見!

台湾南部の嘉南平原は、嘉義から高雄をまたぐ大平原。今回旅するのは、平原中央に位置するブンタンで有名な麻豆(マードウ)、水道博物館が開館し注目の山上(サンシャン)、台湾の「化石のふるさと」といわれる左鎮(ズオゼン)。素朴でレトロな愛らしさいっぱいの嘉南平原に、「不思議」を探しに出かけよう!



おすすめコース
1日目:高速鉄道台南駅→左鎮→山上
2日目:麻豆→高速鉄道台南駅



山上
歴史を感じる小さな旅
山上区は台南市中央の嘉南平原と中央山脈が接する地域。山のそばの小さな町は、2019年に水道博物館がオープンしたことで、一躍全国の注目を集める観光スポットに!





台南山上花園水道博物館
緑に包まれた近代産業遺産
曽文渓を水源とする台南水道は日本時代の1922年に完成し、1982年に役目を終えるまで台南市民に生活用水を供給していた。台湾の近代化に重要な役割を担った水道施設は、産業遺産として非常に価値が高く、2005年には国定古跡に指定された。2011年からは修復工事が進められ、2019年に満を持して「台南山上花園水道博物館」としてオープンした。

 

A館急速ろ過室

B館の急速ろ過装置

C館送水ポンプ室

カフェやショップにもぜひ立ち寄って

展示エリアは2つに分かれており、敷地内には取水、導水、浄水、配水などの施設がほぼ完全な形で保存されている。本館にあたる「博物館区」には、A館「急速ろ過室」、B館「急速ろ過装置室/事務所」、C館「送水ポンプ室」などの国定古跡があり、赤レンガやコンクリート造りの美しい建物とともに、旧式英国製急速ろ過ポンプなど保存状態の良い機具を見学できる。約1㎞離れた「浄水区」は、緑に包まれた小さな丘。「量水器室」前の階段から「浄水池」に上がると、そこはまるで時が止まったような不思議な空間。静けさを楽しみながら、ゆっくり散策してみよう。



浄水池上部には59個の通気口が並んでいる

Add:台南市山上区山上里山上16号
Tel:06-578-1900
Open:博物館区:9:30-17:30、チケット販売9:30-16:30、火曜休館
Ticket:博物館区:NT$100、浄水池区:入場無料
Web:waterworks.tainan.gov.tw
Access:台湾鉄道善化駅から緑2バスまたは緑11バスで「台南水道博物館」下車(所要時間約20分)


山上ご当地グルメ
伊多賛麺店

食事時になると付近の住民が食事にやってくる町の食堂。一番人気は濃厚な胡麻だれと豚そぼろをかけた「麻醤麺」。豚そぼろは主に豚の赤身を使い、じっくり煮込んだ濃いめの味付け。これを麺にかけた「肉燥意麺」や白いご飯にかけた「肉燥飯」もファンが多い。味がよく染みた醤油煮込みの「滷味」は、押し豆腐や煮卵、豚耳などがおすすめ。


Add:台南市山上区山上里236号
Tel:06-578-4109
Open:11:00–13:30 17:00–19:30、月曜定休


K.Fika 啡卡咖啡  
店名の「Fika」は、スウェーデン語でコーヒーを意味する「Kaffe」に由来する。北欧をイメージした白が基調のシンプルなインテリアが爽やかな雰囲気のカフェだ。ドリンクのおすすめは涼やかなスパークリングドリンクやこだわりコーヒー。トーストやワッフルなどのブランチも終日楽しめる。


Add:台南市山上区南洲里6-3号
Tel:06-578-3141
Open:10:00-17:00、土曜・日曜9:00-18:00、月曜・火曜定休
Ticket:ミニマムチャージ:1人NT$100、席利用:1.5時間まで
Web:www.facebook.com/kafekfika


阿燕姨冰枝店  
創業60年になるという老舗。歴史を感じさせる古い製氷機で作るアイスキャンディーとかき氷が人気だ。かき氷はパイナップル果汁がベースで、食べるとしっかりした甘さとともに果肉が感じられる。


Add:台南市山上区南洲里60号
Open:8:00-20:30

Access:台湾鉄道新市駅から緑2バス、または善化駅から緑11バスで「山上市場」下車、各店へ



左鎮
不思議に満ちた化石のふるさと
山上区に隣接する左鎮区は日本時代から化石研究が盛んで、戦後には台湾で最も古い人類「左鎮人」の化石も発見された「化石のふるさと」。台湾の太古と現在を結ぶ旅にでかけよう。





台南左鎮化石園区
楽しく学べる化石の世界
左鎮の化石研究の歴史は1931年にまでさかのぼる。台北帝国大学地質学科の早坂一郎教授が菜寮渓で最初の化石を発見したのが始まりだ。その後も左鎮ではマンモスや恐竜、古代鹿、ワニ、貝類などの海洋・陸生生物の化石が大量に発掘され、菜寮化石館、自然史教育館、光栄小学校で研究成果が展示されてきた。これらの施設を統合して、2019年に誕生したのが「台南左鎮化石園区」だ。

 



博物館は5つのテーマ館で構成されている。「自然史教育館」では左鎮の岩壁地層を再現し、化石発掘の様子を紹介。「故事館」では台湾原住民「シラヤ族」の文物や地元の愛好家による化石研究の歴史を展示。「生命演化館」では古代の海を舞台に生物の進化の歴史を目の当たりにできる。「化石館および探索館」では中国サイ早坂氏亜種の復元骨格と、台湾で最も古い人類「左鎮人」についての展示が目を引く。各館内には最新AR(拡張現実)を駆使した体験型の展示も多く、遊びながら化石について学べるようになっている。大人も子供も時間を忘れて楽しめるスポットだ。


Add:台南市左鎮区61-1号
Tel:06-573-1174
Open:9:00-17:00、チケット販売8:50-16:00、火曜・旧暦大晦日休館
Ticket:NT$100
Web:fossil.tnc.gov.tw
Access:台湾鉄道台南駅から緑幹線バスで「左鎮化石園区」下車



左鎮おすすめスポット
噶瑪噶居寺
チベットの異国情緒漂う寺院

1986年に建立された台湾初のチベット仏教カギュ派の寺院。駐車場から境内に続く歩道にはマニ車が並び、参観前からチベットの異国情緒に包み込まれる。山門をくぐると敷地内は緑豊かな庭園。参拝路を進み、白亜の仏舎利塔を過ぎると、奥の広場には金色の大仏が青空を背に鎮座している。

 

歩道に並ぶマニ車



参拝路の終点に位置する如来殿には、高さ16mという金色の釈迦像も祀られている。暗がりの中で輝くような大仏は荘厳な存在感を醸し、広間の左右に控える仏像も非常に美しい。壁画や室内装飾も見ごたえがある。


Add:台南市左鎮区左鎮里91-2号
Open:8:30-16:00
Access:台湾鉄道台南駅から緑幹線バスで「橄欖山」下車(所要時間約60分)
※建物内は土足禁止


平埔族美食
鉄棒で焼く鶏の丸焼き
店頭でぐるぐる回る鉄棒に刺さった丸鶏「鋼管鶏」が目印の食堂。隣の窯で焼いている「燜焼鶏」も人気を二分する名物料理で、どちらもファンが多い。炭火でじっくり焼かれた鋼管鶏は皮が香ばしく、どの部位もふっくらジューシー。盛り付けの際にかけられたニンニク風味の鶏油がさらに食欲をそそり、ご飯が進む。山に近いため、山菜や川魚などの山の幸も味わえる。料理の分量が多いので、できれば3人以上での訪問がおすすめ。


Add:台南市左鎮区中正里中正8-7号
Tel:06-573-1400
Open:10:30-18:30
Access:台湾鉄道台南駅から緑幹線バスで「橄欖山」下車



※掲載情報は取材時のものであり、現在の情報とは異なる場合があります。