台湾発見--高雄紅毛港文化園区に回転レストラン | 台湾観光のブログ

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敷地面積3.5ヘクタールの誇る紅毛港文化園区は高雄市内にあって、台湾唯一、海の港と漁村文化をテーマとしたカルチャーパークで、今年6月に開園したばかりだ。パーク内にこの八月末オープンした「高」の字形の回転レストランは高雄市内でいま、ホットな人気スポットとなっている。





紅毛港文化園区にはかつて紅毛港(ホンマオガン)と呼ばれる漁村があった。しかし村をあげて2007年に移転し、跡地は高雄港洲際コンテナセンターに衣替えした。その一区画を高雄市が紅毛港文化園区としてかつてここにあった歴史を残したものである。園内には中空遊歩道、屋外展示区、室内展示館、「高」の字形タワー、展望台、埠頭、乗船待合室があり、古い建築物と現代文化が結びついた空間は、訪れる人をこの地に息づいた人々の暮らしぶりへといざなう。港からは、「駁二」埠頭行きと「小港」埠頭行きの二つのルートの遊覧船が出航している。海上から高雄港の景色を眺めるのも一興だ。

園内のランドマークである「高」の字形タワー内には回転レストランがある。美食と海の景観が同時に楽しめるこのレストランは、「紅毛港海鮮餐庁」が手掛け、この八月二五日「小紅食堂」と名付けられてオープンした。



「小紅食堂」は一階が立食エリア。気軽にテーブルに寄りかかり、おでん、カラスミ、烏魚肫(ボラの肝)、備長炭による炭火焼カルビや独自の風味の特製ドリンクが楽しめる。

 「小紅食堂」二階は回転レストラン。ここでは、紅米糕、黒白切(台湾風煮込み)、小腸猪血湯、四神湯など地元のB級グルメのほか、刺身盛合わせ、生ガキ、エビ、カニ、ヤリイカ、シーフードサラダといった海鮮を提供する。ゆっくり回転する店内からは、周囲の古い建築、港と入り江、入港する船が眺められ、黄昏時なら夕日に輝く海を三百六十度の視界で堪能できる。



【INFO】
紅毛港文化園区
tel:(07)871-1815
高雄市小港区南星路2808号
Open:火曜-金曜15:00~20:00
   週末と国定休日10:00~20:00
Ticket:99元
Web:hongmaogang.khcc.gov.tw



アクセス:
高雄MRT小港駅から紅毛港文化園区まではシャトルバスがある。平日始発は14:30で二時間に一本、一日三本。土日と国定休日は10時から19時まで一時間に一本発車。