「そもそも、相続登記の義務化、ってできるんですか」 | 登記を、もっと、わかりやすく。

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ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

(前回のおはなし)

 

 

「そもそも、相続登記の義務化、って

 

 できるんですか」

 

「そうだよね...。

 

 それがまた難しい。

 

 まず、誰が相続登記の義務者なのか。

 

 法定相続人全員に相続登記義務は

 

 あるのか...。

 

 遺産分割協議がいつまでもまとまらない

 

 場合も、罰せられるのか。

 

 法定相続人の中に、行方不明者や

 

 認知症の方がいる場合にも

 

 罰せられるのか。

 

 どうしたら、相続登記義務者から

 

 外れることができるのか。

 

 3ヶ月を過ぎても、相続の権利を

 

 放棄できるようにするのか。

 

 放棄を認めた場合、

 

 どれだけの人が放棄するのか。

 

 放棄の受け皿を作ったとして、

 

 みんなが一気に土地を手放すと、

 

 市場に土地があふれ、

 

 一気に土地の価値が下がるのでは?

 

 みんなが手放した土地の管理は

 

 どうやってする?

 

 

...山ほど問題がある」

 

「そうですね~。

 

 どれから解決したらいいのかも

 

 わからない感じです」

 

「とりあえず、今は様子見の状況だけど、

 

 目が離せないね」

 

「不動産の相続は大きく変わりますからね」

 

「相続どころか、財産所有の考え方から

 

 大きく変わると思うよ」

 

「すぐには変わらないような気がしますね」

 

「所有者不明土地問題については

 

 待ったなし、とは言われてるんだけどね。

 

 時間がかかるだろうね...」

 

 

 

(つづく)