「相続の場合は、いつ亡くなられたとか記載されるからね」 | 登記を、もっと、わかりやすく。

登記を、もっと、わかりやすく。

ふだんなじみのない登記簿について、できるだけ、わかりやすく説明させていただきます。わかりにくいところは、遠慮なく質問してください。よろしくお願いします。

「昔からの家だと、もともと誰が買って、

 いつからここに住んでるか、っていうのも

 わかるわね」

「あ~、家族の歴史ね」

「すごい前のおじいちゃんとか出てきたりして」

「先祖代々の流れがわかるわけね」

「相続の場合は、いつ亡くなられたとか

 記載されるからね」

「この日に亡くなったんだ、っていう

 発見があるかもね」

「もう何十年になるんだね、とか」

「すごいね~、ドラマだけじゃなくて

 歴史もあるんだね」

「そうね、古い登記簿だと明治30年代くらい

 から載ってるからね」

「へ~。明治30年代って言ったら、

 ...西暦1900年ごろ!すごいね。」

「そうね。100年以上も前の人たちが

 書いたものに直接触れたり、見たりできる

 んだからね」

「あ~、なんか今、私いいこと言ったな、

 みたいな」

「...違うし」

 


 

「登記情報は、誰でも見れるのよ」

 

「登記を調べるのに、身分証明書も委任状も印鑑もいらない」

 

「誰がいつ登記を調べたか、絶対にバレない」

 

「登記情報は、法務局に行かなくても見れるのよ」

 

「登記簿なんて見て、何が面白いのよ」

「誰にも秘密でこっそりできるの」 

 

「登記簿を見ると、意外な事実が見えてきちゃうかもよ」

 

「...奥さんのお父さんと共有とか」

 

「だから、家計状況まるわかりなわけ」

 

「でもそれは、ヤバいやつ。一番やっちゃいけないやつなの」

 

「どうしよ。登記簿見るの、怖くなってきた」

 

「...何に使うんだろ?」