宇倍神社 (因幡國一宮) | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

伊福部昭墓所を参拝

 

 

お生まれは北海道だけど墓所は鳥取市にあるんだよね、伊福部家は代々、宇倍神社の神官を務められていたんだなぁ

 

ゴジラ(メインテーマ) / 

 

 

お参りさせていただきたい とひとことお願いし、墓所へ

 

 

宇倍神社

因幡國一宮










御祭神:武内宿禰タケノウチノスクネ

終焉之地



そして、


伊福部家は、大己貴命オオナムチ=大国主オオクニヌシを宗祖する因幡の古代豪族武内宿禰タケノウチノスクネ (*1) をお祀りする因幡國一宮宇倍神社の神官を明治維新に至るまで代々務められた

 

 

池田仲博氏書の篆額

 

 

 

池田仲博氏は慶喜公の御子息、最後の鳥取藩主第十二代池田慶徳公 (慶喜公の異母兄の養子に入られた方でも



御朱印

因幡國一宮


御朱印帳

ちょうど片面をいただき終えた折りだったので、お次は故郷鎮座の一宮の御朱印帳を 

 

 

宇倍神社

因幡國一宮

御祭神:武内宿禰タケノウチノスクネ







*1

武内宿禰 (*2) は記紀に伝わる古代日本の人物で、古事記では建内宿禰、日本書紀では武内宿禰、他の文献では建内足尼とも表記される とある

宿禰とは尊称で、名称は「勇猛な内廷の宿禰」の意とも

景行/成務/仲哀/応神/仁徳の五代の各天皇に仕えた伝説上の忠臣のよう

 

*2

武内とは竹の一族との読み解きもあるようだ、これは非常に興味深い、非常に面白い👀

建稲種命タケイナダネノミコトは古墳時代の尾張国造の豪族のひとりで、熱田さんでも相殿神としてお祀りされている

建稲種命は景行天皇と成務天皇に仕え、ヤマトタケルノミコトの東征の際に、副将軍として軍功を挙げたとある (古事記では建伊那陀宿禰タケイナダ)

 

であり、神社の神紋のようにその多くは草木や花をかたどっているようだ

そのとは尾張の一族のもので、名前にタケとあれば関わりがあると考えていいようだ(*3) 

 

とするならば

 

タケイナダネ/タケイナダはのイナタ()ということになり、日本書紀では山幸彦(彦火火出見尊)で編んだ無目籠(まなしかたま)で海神の宮へ行き、海部氏の神社である籠神社にもの字(竹+龍)が使われている

竹取物語は竹を取る物語であり(竹の一族を暗示し)、竹の一族から嫁を取ることで権力を得る という構図になっている という

 

ほ〜〜〜、超〜〜面白いわ

 

*3

ヤマトタケルはヤマト(大和/)タケであり、吉備武彦キビノタケヒコなら吉備()タケ、大伴武日連オオトモノタケヒなら大伴()タケ

 

 

タケイナダネ《建稲種命》 | 名古屋神社ガイド

https://jinja.nagoya/kamisama_jiten/takeinadane

 

猿蟹合戦の読み解きも面白い