** マンティコア - 怪物 - ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

あるいは、夜の夢そのものも、昼の現実と連続しており、両者のあいだには程度の差しかないのではないか、という話になる。というのは、「超現実」とは、われわれが現実だと仮に思っていたもののなかから露呈してくるものなんで、夢もまたそういう性格をもっているのかもしれない。これがシュルレアリスムの、「超現実」についての考え方です。

シュルレアリスムとは何か / 巖谷國士 



これも  なんだと思うな... 


意外にも? ラストは少しホラーチックな気がしないでもなかったけれど、、



ある日思いもよらない形で心の闇が陽の元にさらされる、今はよりそういう時代なんだろう


その闇が露見する設定は今ふうだが、闇そのものは普遍だ


そしてまたその  の所在も



マンティコア - 怪物 -




2022年のスペイン/エストニア映画

配給は ビターズ・エンド なんだね



誰しもが人知れず心の闇の奥底に飼う怪物


だからある意味、その闇はリアルを超えたリアルになる



他人の価値観なんて個人のレヴェルでは何の意味もない


そう、意味はないのだけれど、、



リアルではないが、リアルになりうる


ストーリィが環境音のみで進んでいくところがまず映画の作り方としてとても面白かった

観るものの感情に安易に音楽では訴えない というか、あくまでも 目の前 で展開される場面場面の映像で観るものを引き込んでゆく


マンティコアとは伝説上の怪物のことのようだ



心の奥底に棲む怪物



だから、、


リアルではないが、リアルでもある