** 違う惑星の変な恋人 ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

「こけ猿の壺」と聞いてどれだけの人がわかるんだー😱 と思わず嬉しくなり、どはまりしたのはTVドラマ化もされた若竹七海さんのハムラアキラシリーズ

 

 

「なにかって、徳川埋蔵金のありかを記した地図が遺品にまざってるよ、とかですか」

それくらいでなければ、後宇多時実のあの態度は許しがたい。真島は笑って、

「こけ猿の壺のありかかもしれませんけどね、ともかくいま、彼女が探しているのはこけしなんですよ」

暗い越流 / 若竹七海

 

 

閑話休題

 

 

いやー、ツボ (*1) だわ、この映画

 

どこまでが脚本で、どこからがアドリブなのか? 

 

パンフレットにはセリフの最終稿も載っているけれど🤔

 

絶妙な  もまた良し

 

 

違う惑星の変な恋人

 

 

 

年長なベンジーが天国に地獄に振り回される、

プリンじゃなくてグリコなんだ ((((д ;)))) 

モーってそういうことかよ ((((;゚Д゚))))))  

そして、むっちゃんの空気を読むようなそうじゃないような微妙〜なルール、

加えてシリアスな+1名? による五角? で一方方向なベクトル関係

 

随所にクスクスと笑いを誘われ、また、ところどころに パルプ・フィクション的 な編集でも魅せてくれて👍✨

 

 

*1:ツボには色々ある、共感のツボ、感嘆のツボ、感涙のツボ、恐怖のツボ、、そしてこの映画は 笑いのツボ かなあ

 

京極さんが言われるように、この世に面白くない本などない、読み方よっては時刻表すら面白いとはその京極さんの講演の中での話

ようはその面白さのツボを読み手が分からなかっただけのこと、その点に起因するのだろう

 

映画もまた同じ

 

ちなみに「こけ猿の壺」は林不忘の丹下左膳シリーズのなかの一編に出てくる

その林不忘の墓所は鎌倉は妙本寺さん本堂に向かって右手にあり、かつてはその墓の前 (ようは本堂で、仮面ライダーV3のロケが行われたりもした、ハサミジャガーの回だね

 

 



「熱のあとに」も好きだけど、こちらも今年のお気に入りの一作に