京極
人間はそういうもんでしょ。ただ幽霊という解釈だけでは読み解けない事象も一杯あるわけで、そこをカバーするのが文化の幅ですよ。その幅を妖怪と言うわけ。最近の怪奇現象の把握の仕方はたいへん間違ってるよね。みんな幽霊だもの。
宇宙怪獣ガイガンのデザインの元ネタが、まさか水木先生が書かれたあの妖怪だったとは ((((゜д ゜;))))
また
京極さんってやっぱ前々から 日光 にはよく行かれてたんだなぁ、それがようやく 鵼 で妖怪小説として結実したのかぁ とか ((((;゚Д゚))))))
2001年に出た仲良し三人による座談会
京極さんの描く漫画が読めるのは本書だけ?
妖怪馬鹿 / 京極夏彦,多田克己,村上健司
今に読むと随所になるほどなるほどとニヤリとさせられる処などあり、とても面白かった✨
また忘れたころに読み直そう◎
京極
そう。文化的に事件を許容していく余裕ね。許容してゆくというのは、決して許すという意味ではなくて、受け入れていくということですよ。犯罪者は異人じゃないんです。犯罪も人ごとじゃない。ならばそれを受け入れていくような体制を作っていかないと、もう社会が立ちゆかないことは、たぶんみんな分かっているんですよ。そこで、無用の長物・妖怪博士がようやく必要になる──ってすごく牽強付会?
相変わらず深い話をされるなぁ、、そして、力技で 妖怪 とリンクさせるところなどはさすがは作家さん✨
ガイガン
たしかに✨