52ヘルツのクジラたち / 町田そのこ | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

お元気そうですね と声をかけると最近は、運動をしてますから、**サプリを飲んでますから、と返ってくるという、昔は お陰様で と答えていたものです とはいつかの管長さんの法話のなかでの話だったか



 他愛のないことであればいいなあと思う。月がとても明るい夜だよ。こっちの海は綺麗で気持ちいいよ。きみに久しぶりに会いたいよ。そんな会話が海のどこかで交わされていたらいい。



映画化されるんだっけ? 誰が出るんだろう、静謐であればいいな



52ヘルツのクジラたち / 町田そのこ 




誰も見ていない、誰にも聞こえない、、でも昔なら お天道様 が見ていてくださっている、と思うところなんじゃないかなぁ、、

そういう感覚は今の世間では少なくなってきているんだろうか、


否、



「わたしね、寂しくて死にそうなときに、聴く声があるんだ」



彼らの聞く 52ヘルツ の声はまさに、そのお天道様の声 だったのかもしれないね




ただなぁ... 



綺麗に白黒分かれていて、勧善懲悪に寄りすぎている感があって、、その黒側悪側にも何か救い のようなものがあって欲しかったなあ、、、黒に悪に描かれる側の闇の奥を見てみたかった



さて、以下はよく知られた話だ


目の前で溺れかけて助けを求める二人の人がいた


手前に一人、その後ろにもう一人


手前の男は極悪人と知られていた、その後ろは幼い少年だった



さてさて、どちらに手を伸ばす?



何の迷いもなく、何の躊躇いもなく、

お釈迦様は ただ すっと すぐ目の前の男に手を伸ばした



兎と亀の競争の話も同じ、兎はただただ体調を崩して横になって休んでいただけかもしれない、そこには慢心だと決め付けてしまっている読み手がいるだけ、、



さては映画ではどう描かれるんでしょうかね、変えてくるのかこないのか、そこがひとつのみどころかな (_´) キリッ