** 【続々】シン・仮面ライダー ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

  ──「純文学」は十五歳の少年にも書けるが、
 「エンターテイメント」は書けない。

  だれの言葉だったか忘れましたが、

 一面の真理を突いていると思いますま。

 アンドロイドお雪「作者あとがき」より」平井和正 

 

 

うまいこというなぁ、映画はその誕生からして娯楽だ、エンターテイメント とは切っても切り離せない

 

さすれば、

 

そのエンターテイメント性を楽しんでこそ初めて 映画の真髄 にふれることが出来た、と言えるのかもしれない

 

 

閑話休題

 

 

ふ〜、ようやくこだわりなく観れるようになってきたよ (*1) 、ほっ 3

 

そうすると色々とまた観えてくるものもあって、今のところ3,4回くらいの泣き所もあったりして、、うん、"面白い映画だ◎

 

*1:こだわりの無い心のことを 無心 という、ときに、こういった個人的な思い入れは邪魔になるからねぇ

 

 

「賛否両論」わたしの苦手な? 言葉です

 

 

「シン・ウルトラマン」でとくに印象に残ったのはメフィラス山本耕史さんだけど、「シン・仮面ライダー」のそれは第二号柄本佑さん

 

どうして柄本佑さんがキャスティングされたのか? それはもうあのラストの立ち姿? 原作のイメージ (*2) にかなり近いんじゃないかなぁ、きっとそんな気がする◎

 

 

それと

 

 

 「優しいのね」

 

 

ふと  にもどった瞬間のセリフだね、、蜂 なだけに ((((д ;)))) 💦その言い方含めて好きなシーンで

 

ちなみに、

 

 

 「覚悟、蜂オーグ」 (だっけ?)

 

 

 

「覚悟、蜂おんな」 (に聞こえる?)

 

空耳〜

 

*2

ちなみに、第1号と第2号のバトルは漫画の絵をCGで再現しようとされたのかも?

確かに初見時はあの角角っとした動きのCG表現に多少の違和感はあったけれど、漫画のあえての 再現 とみると、ゴジラウルトラマンで試みたCG化のさらに進化版のような気がして、庵野さんが原作を読んでいたころのその感覚を映像として表現しようとしたのかも? 

だからここが実は庵野さんの一番のお気に入り、こだわりのシーン なのかもしれないなあ◎

 

 

で、

 

「賛否両論」なのだとか? え??

 

 

 まぁ 他の人がどう評価しようがどーでもよいのだけど (*3) 、今回の場合はおしなべて庵野さんワールドを堪能出来た人は "、そうでない人が "ってな論調なのかな🤔よく知らないけど

 

*3

"を見ているのかは人それぞれ、同じものを見ても、何を観ているかは人により様々、所詮違うものを見ているのだ、... そんな管長さんの白山での提唱も思い出され、、

は置いといても、例えばD.ボウイのアルバムの S2S などは、初めて聴いたときはまったく訳が分からず、何これ??? と思ったものだ

ただ ラストのしっとりとした曲 (*4) だけはいいなぁ とそれを頼りに二度三度と通して聴くうちに、、これが不思議と身体に馴染んでくる、四度目五度目で、ほ〜いいじゃん✨✨となり、今では一番好きなボウイのアルバムになってるから何とも摩訶不思議

 

 

「賛否両論」

 

僕はといえば、そのどちらでもなく、そもそもが何が庵野さんワールドなのか? よく知りもしない、「シン・エヴァンゲリオン」にしても全くはまってはいない、まじめに観たことすらない (*5) 、、 (゚O゚)(- -; 

 

*5

時系列から考えて、「シン・エヴァンゲリオン」のネタが映画としては後発のウルトラマンや仮面ライダーにあるのではなく、そもそも エヴァ  ウルトラマン  仮面ライダー が内在していた って考えるほうがしっくりくるんじゃね? とか🤔

 

 

でもまぁ、あらためて考えるに、、

 

 

そっか そっか、

 

映画は "面白く観るものであって、決して、"面白い映画を殊更に観よう とはしていないってのはある かなぁ (*6) 

 

*6

小説もまた然り

"面白く読む、あるいは、"美味しいものを食べるではなく、"美味しく食べるという感覚

仲の良い友人と一緒に食べることは、"美味しいものを食べるよりもなお "美味しく感じられるものだからねぇ

 

 

 

シークレットIDタグって、コブラオーグ?

 

 

半跏思惟像

 

そうそうイチローの玉座での座り方、というか足の組み方は、なんだか半跏思惟像を思わせる? 

その半跏思惟像で有名な仏像といえば昨年初めてお参りした京都は太秦の広隆寺さんの弥勒菩薩半跏思惟像が思い起こされ、そう 初代ウルトラマンのマスクの造形 にも影響を与えたといわれる国宝だ (ちなみに彫刻では国宝指定第一号

 

まさかここにも?「シン・ウルトラマン」との絡みまで織り込み済みだ なんてことは ない とは思うけど、、否否、弥勒菩薩はお釈迦に代わって未来からやってこられた人々を 救済する佛様だから、そういう意味ではイチローがなそうとしたことと合致しているか、、

 

 

追記1

 

何のカードが入っているのか? 依然、未開封

その答え合わせは浮世を去る前にでも、、

 

 

 

通称「シュレーディンガーの猫」計画とでも呼んでおこう◎

 

 

追記2

 

ネット友さんとのコメントのやり取りや他の方のブログを読ませていただいて、なるほど〜 と感心&感動した小ネタの採取等々

 

一応、あからさまな小ネタ、たとえば、消滅の仕方やJの顔のデザインや "死神や、あるいは、群れる黒バッタくんたち は除く として、、

 

ちなみにパンフレットは買ってないし、NHKで放送されたらしい本作制作過程のドキュメンタリーも見てはいない、だからひょっとして被ってるかも? だけど、、??

 

 

何故 仮面 を被るのか?

  たしか原作 (未読では "怒りによって形相が変わるのを隠すためだったかな? 「シン」ではプラーナの取り込みによって変わるのだけど

 で、"怒りによって形相が変わるの元ネタはSFの古典「虎よ、虎よ」らしい (こちらの古典なら読了済み)

 

蜘蛛オーグ

  「殺し屋イチ」からのお遊び要素あり?(映画版はなおくんのスクリーンデヴュ作だからかなおくんはノリノリのハイテンション? で声当てを??

 

蜂オーグのチェンジ後の動き

  サイボーグ009の加速装〜置これにはうまい! と唸った◎

 

第2号とのバトルで第1号が負傷

  当時TV版の撮影中に実際に (神様仏様藤岡弘様が足を負傷した史実の取り込み💦かな? 痛すぎ... ((((;゚Д゚)))))) 

 

三種合成型オーグメント

  ゲルショッカーの改造人間の基本形態、TV版は蟹と蝙蝠ガニコウモルだった◎

 

蝶オーグ

  その名の通り  のように舞い、、そういえば蝶の改造人間って記憶にないなぁ、蛾はあるんだけどね🤔

  白装束はショッカー首領の白マントのオマージュ?

 

 

と、、

 

いやー、実に自由奔放? 庵野さん、楽しそうだなあ、その取り込み方が半端じゃないから、何だかこっちまで顔がニヤけてくるよ

 

もちろん、他にもまだいっぱいあるんだろうけど

 

 

*4

Wild Is the Wind / David Bowie 

 

 

 For we're like creatures of the wind

 

 なぜなら、我ら風より生を与えらし者ゆえに

 

 

蜘蛛オーグの糸に身動きのとれない本郷は爆発による爆風でプラーナを急速補充、その難を逃れた、、

 

 

人工知能 I は、ひとつの人類救済パターンを追及するに至ったが、しかし、政府筋の髭男が言うように、それぞれがそれぞれの乗り越え方をすればいいのだろう、、

 

  「そうですね 

 

と本郷が応えたように

 

 

 「人間は誰でも、自分がいちばん不運だと思っているものです。

 世の中は、そんな浅いものではない。どんな幸福そうな人間を見ても、

 ふかく、その人の境遇に入ってみると、誰だって、

 苦労のないものはありませぬ」  

 虚無僧系図 / 吉川英治 

 

 

そして決着のとき... 

 

その蝶自身が救済された姿をKはIにどのように データ として伝えたのか?

 

そのさりげないシーンからは多くは語られない、その後の物語はそこを分かった人のこころの中にだけある

 

「シン・ウルトラマン」もそうだったように、物語としての肝心なところは実にさりげない、、実にさりげなくウルトラの星の友情の生まれる 過程 は描かれたし、本作でも肝心なところは多くは語られなかった、、なるほど なるほど、うん、これが 庵野ワールド なのかもね? だとしたら、クールだなぁ、ベタなマニア要素で肝心なところを覆ってしまう、普通は逆だよね、ねじれてるわぁ そういうところも実に "面白い

 

 

で、

 

「賛否両論」?

 

 

"だとするならば単に、そこのところを見落とした、あるいは、理解出来なかった というある種の 自虐ネタ ???

 

とまぁ そこまで庵野さんを肯定する僕はといえば、、

 

 

 「おめでたい男ね」

 

 

(゚O゚)(- -; 💦

 

 

ともあれK自身、物語が進むにつれて言葉少なになるんだよなぁ、、あたかも、この世の中には言葉では言い表せないものがある と理解しはじめているかのように、、

 

何とも意味深だ

 

 

 

 

 

 





こだわりを断つ!