アンドロイドお雪 / 平井和正 | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

 ──「純文学」は十五歳の少年にも書けるが、
 「エンターテイメント」は書けない。

 

 だれの言葉だったか忘れましたが、

 一面の真理を突いていると思います。

 一面のといったのは、

 この他に読者を楽しませたいという欲求の有無が、

 作家の資質にひそんでいるように思えるからです。

 「作者あとがきより」

 

 

確かに👍✨

 

 

前々から諸作を読んでみたいと古書店巡りの際に目に付いたいくつかの作品を積読にし

 

また

 

読む本の選定は、直前に読んだ小説の読後感で決めているけれど、このときはちょうど海外ドキュメンタリーを読了した直後で、バランスを取る意味でも、お次は日本の作家さんを読もうかな と何となく

 

 

 

  いつの世にも、

 根絶やしになっためしのないのが犯罪者連中というもので、

 法と秩序、真理と正義の光に照らしだされた世界の裏側、

 翳の部分に彼らはちゃんと棲み家を見出している。

 

アンドロイドお雪 / 平井和正 

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 「やっぱり殺人だったのかしら・・・・・・」

 

 

ひょっとして本作も押井守監督版「攻殻機動隊」(あるいは「イノセンス」?の元ネタのひとつなのかもね? 



冒頭より

 

何もそれは小説だけのことではない、映画もまた 然り◎