** ロスト・イン・トランスレーション ** | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

冒頭から Lost in Translation な状況に陥るB.マーレイ演じるハリウッド俳優ボブ・ハリスは、同じ思いを感じていた同郷のシャーロットと知り合う

性別も年齢もこれまで生きてきた環境も異なるふたり、異国でなければ決して出会うことはなかったふたりだが、、

 

CM撮影のために来日したボブの撮影初日のドタバタぶりが可笑しくてまずもって笑ってしまった

実際にはそんな通訳さんはいない とは思うけど、心情としてはそうなんだろうなぁ、、

 

 

映画の内容についてはまったくの事前情報はなく、ただ、S.コッポラの映画を観てみたい、かつ、UTコラボのTシャツのデザインも好みで、この日

 

あとからぐぐると監督自身の体験から着想を得ているらしいけど、その笑いのセンスはお父さん以上? 

また、渋谷のスクランブル交差点はこの映画がきっかけで世界に知られるようになったのだとか、ほ〜

 

 

Lost in Translation な状況がうむ微妙なこころのズレにときにくすりとさせられるが、彼、彼女の心情には、人生へのある種のあきらめ、切なる不安が見え隠れする

彼女に人生を諭し励ますボブだが、それは自分自身の迷いに自らが答えているようにも映るし、そんな関係性は互いのこころにあった人生への迷いを少しづつ解きほぐし、、

 

雑踏での別れの抱擁に周りは気付きもしないが、二人だけにははっきりとした何かが、こころがふれ合えた、こころの支えを得た という思いが (恋愛ではなく信頼かな?、たしかに残ったはずだ

 

 

ロスト・イン・トランスレーション

2003

 

 

 

 

まさか "全編日本ロケだったとは💦ほぼほぼ新宿だし、たまに渋谷だし ((((д ;))))  または京都の知恩院さんだし ((((;゚Д゚)))))) かつ、大好きなS.ヨハンソンが出てるじゃないかーとか

B.マーレイのちょっと疲れたいいおじさん加減もよく

 

また、

 

 

20年前は何してたかなー とか、、

 

 

 

近いのに遠い存在でもある家族との距離感もまた、ときに、Lost in Translation 

 

 

こうなると、Tシャツにもなっている「マリー・アントワネット」も観てみたいなぁ、そちらはT.マグワイヤー版「スパイダーマン」のときから好きなK.ダンストだし