「***くんはよく分からない人だ」
そんなことを同級生女子に言われたことがある
But I'm a creep
I'm a weirdo
たとえ "I" が "You" に変わろうとも
あるいは、
ヒーローと言ったら赤なんでしょ、よく知らないけど
否否、それはよく知っているということの裏返し?
閑話休題
へ〜、竹中直人さんの監督作を初めて観たけど、へ〜、すごいな、静と動の使い方にしても、音の使い方にしても、そしてその瞬発力にしても
言葉にはうまくいい表せないけれど、他人に自分のことを理解して欲しい とか思っている以上は、その 呪縛 からは 抜け出せないものなのかも、、
自由とはその文字の通りに、自ずからに由る のだから、その部分がぶれなければわりと何とかやっていけるもの なんだ と思うけど、、
零落
互いを理解し合えない (し合おうとも思わない) 者たちのある種の群像劇でも
ホームズがワトソンに 見る と 観る は違う と指摘するまでもなく、知る と 分かる は本質的に異なる、最近観た映画でいえば、I know you. ではなく I see you. といったところか
主人公は唯一自分を分かってくれた人の姿を日常の喪失感を穴埋めするがごとくに探し求める
そんな中で出会った女性は、やがては彼の正体を知ってしまう、が、それでも、ついには 分かり はしなかった、決して、かつての彼女のように 特別な人 にはなりえなかった
でもあなたは私にとってはただのキモい奴、
変わった奴でしかない
たとえ "I" が "You" に変わろうとも
たしかに、
「グッバイ・クルエル・ワールド」
のラストのように、真に こころ の奥底から分かり合える、笑い合える人がいたとしたら、
"I" float like a feather
In a beautiful world
あとは何もいらないのかもしれないなぁ、、
そこではもう "I" とか "You" とか、そんなことの区別なくね
「***くんはよく分からない人だ」
そんなことを同級生女子に言われたことがあるけど、
逆にいえば、
そのくらい分かっている ということの裏返しだ、たとえそのとき 化け物 と言われようともだ
And I wish I was special
You're so fuckin' special
僕は君にとっての特別でありたかった
君は僕にとってあまりにとびっきりの特別だったから
意訳byカーツ
Creep / Radiohead