「ああ、ジェーン!」彼女は悲痛な声を上げた。
「わたし、たった今、人殺しを見たの!」
マープルものの代表作とある全12長編中の第7作、シリーズの折り返し✨
陰気にかすんだ十二月のある日──クリスマスまであとわずか
五日だった。ロンドンは暗くてやりきれなかったが、田舎も
同じようなものだ。ただ、汽車が町や駅をさっと走り過ぎるたび、
光のかたまりが現われては消え、生彩を添えてくれた。
パディントン発4時50分 / A.クリスティ
クリスマスを前にあっという間に読み終えた◎
なるほど
シリーズの代表作と言われる所以がよくわかる快心作だなあ◎
ポアロものを含めてもそうだと思うな
「ええ」ミス・マープル は言った。「殺人はゲームじゃありません」
昨今の推理ものによくあるように? 物語としてもっと枚数を増やせたであろう本作は、あくまでも ミステリー小説 の範疇で見事な収まりを見せる✨
ミス・マープルはため息をついた。
「人はね、そんなことだってするものですよ。
悲しいし、恐ろしいことだけれど、そういうものなの」
で、
ルーシーはその後どうなったんだろ?
否々、あくまでも ミステリー小説 の範疇ということで、、
(゚O゚)\(- -;