うー大漁!!
『1ヶ月間、漂流物から作った釣り具で釣った魚以外、食べないチャレンジ!』
企画のルール詳細は下記のリンクより↓
山梨遠征編。昨日の記事では計22匹のブルーギルを釣りまして捌くところまでお届けしました。
一番大きいギルちゃんの半身は皮を引くとこんな感じでした。
腹骨が強くて、上手に梳くことが出来ずえぐれてしまいました。まあ、どのみちたたいて揚げ物なので気にしないと自分に言い訳し鱒(o^^o)
ギルは骨の一本一本が太くて硬いです。これが小骨が多いと言われる理由なのでしょう。実際のことを言えば血合骨が多い訳でもなく、骨の入り方はタイやアジと変わりません。コイ科の魚やニシンの仲間の方がよほど骨は多いです。
あと、よく皮や腹骨が臭いと言われ鱒が個人的にはヌメリとウロコ、内臓を取ればそんなに気にならないかなーと思い鱒。あとは酒や牛乳に浸けて臭み消しが大切かなと。
さぁ、この身をたたいて、
美味しそう!ひさびさに食いでのあるものを摂取できそうです。
ギルたちの頭は先に下ゆでしてアクをとり、
完成〜!!
酒に浸けてから、味付けもカレーというのが効いているのか、臭みも気になりません。美味しかった^ ^
ただ味噌汁も普通にいただけるのですが、やはり出汁は期待できないですね。。。1つ前がドンコ汁だったからより一層。
ちなみに、この料理の写真をツイッターに載せたところ、中学の同級生から「普通に定食みたいなの食っとるやん」とラインでツッコミが入りました。
もう31歳になるのですから、体に無理をさせずに、チャレンジも緩く緩く進める所存です( ^ω^ )
コロッケもまだまだ、さらに骨せんべいもめちゃくちゃあり鱒。これも食べるたびに野菜を添えていくつもりです。
ありがとうブルーギルたちよ。
さてさて、昨年の『300種類の魚を釣るまで、自分で釣って調理した魚以外、食べないチャレンジ!』では、今回のブルーギルを釣ったのと同じ場所でオオクチバスを釣り、調理いたしました。
その際にオオクチバス、ブラックバスという魚の扱われ方について当時思ったことをブログに綴りました。リンクは下記より↓
ブラックバスが日本にいてはいけない魚なのは大前提ですが、できれば憎まれて欲しくはない。全体でみれば些細な運動なのかもしれませんが、駆除という言葉を使わず、普通に食べながら減らすというスタンスの人が増えてほしい。特に一番接しているはずのバスアングラーの皆様の中にこそ。
バスに関して僕は今も、1年前に書いたことと同じ気持ちです。
一方、バスとならぶ存在のギルちゃんは少し事情が違うように感じ鱒。まずバスのように本格的なゲームフィッシュ対象魚としては親しまれていないですし。バサーはいてもギラーはいないし。
だからバスアングラーも釣っていい顔しないし、ヘラ師にも当然嫌われているし、テレビでは当たり前のように悪者にされてるし。
なんとも不憫で仕方ないです。こんなに僕のお腹を満たしてくれているのに。
そして、平成が終わる直前にネットニュースでは上皇陛下(当時天皇陛下)とブルーギルをめぐる記事が改めて流れ、魚好きの中でも大変注目されておりました。
当初は食用魚として期待されていたブルーギル。陛下がご自身で持ち帰られたブルーギルに関する現状に、お心を痛められていたという事実。
『1ヶ月間、漂流物から作った釣り具で釣った魚以外、食べないチャレンジ!』を直前に控えた平成の終わりにその記事を見て、僕は思いました。
「企画中、絶対にブルーギルでお腹いっぱいになろう!!」
その目標は今日達成できましたし、企画関係なくこれからも僕はブルーギルを食べていくつもりです。いままで人生で食べたブルーギルは余裕で100匹を超えて鱒。
昨年はサバイバルしながら甘露煮にしたり。
過去には鯛飯の真似でギル飯も作ったり。これはちょっと悪ノリも入ってましたが(^_^;)
このブログを見た方、興味本位でもなんでも一度、ブルーギル料理にチャレンジしてみてください^ ^
注意事項は2つです。
まず、ブルーギルは特定外来生物なので生きたまま持ち帰らず、シメてから釣り場から出すこと。
そして、寄生虫の危険性があるので生食は絶対にしないこと。
僕は念のため毎回、調理後に調理器具を熱湯消毒しており鱒^ ^
参考にしていただければと。
さぁ、週末は若洲海浜公園のクリーンアップなので関東へ戻り鱒!
クリーンアップの詳細は↓
さかな芸人ハットリへのお問い合わせはこちらから→ハットリ水産