私の母親は現在、91歳です。
おかげさまで、自分の身のまわりのことはなんとか自分でできるので、介護は必要ありませんが、なにぶん高齢なので、なにかと健康に問題が出ることもあるのです。
去年の夏まで平家はだれもコロナにかからず、無事にしのいでいたのであります。
ところが9月頭、なんと私が感染してしまい、それがあっという間に家の中に蔓延し、母親まで感染してしまったのであります。
ただ、私のかかったコロナは感染力は強いものの、症状はいちばんラクなほうだったようです。
私の場合、37度5分ぐらいの熱が1日出ただけですぐに平熱に戻り、その後、1週間ほど体のだるさと倦怠感が出ましたが、その程度ですんだのであります。
母親も似たようなかんじで、37度台の熱が2日ほど出たあとは、同じく倦怠感が出た程度ですみました。
そして、「食欲があまりないわ‥‥。でも、お寿司なら食べられるかな」ということで、連日、にぎり寿司を食べておりました。
ちなみに、ふだんの母親の食生活に関しては、ほぼ毎日、「きょうはなにを食べたい?」とリクエストを聞くのであります。すると、カレー、寿司、鍋焼きうどんが大好物なので、結果的にその3つをローテーションするような日々になっているのであります。
体調を崩しやすいのは、去年やおととしのような猛暑の時期なのであります。
洗濯物を干しにちょっと外に出たとか、しなくてもいいのだけれど、家のまわりの草引きをちょっとしたとか、そんなときにガクッと調子が崩れたりいたします。
おととしの8月はまだコロナが全国的に猛威をふるっていて、発熱した場合はコロナでなかったとしても、どこの病院も予約制で数日後でないと受信できないような状況でした。
ちょうどそのころ、うちの母親も熱中症のような症状で発熱。点滴さえ打っていただければすぐに回復するのですが、まず受診できる病院が探すのがひと苦労だったのであります。しかも、毎回、PCR検査を受け、コロナの陰性が証明されないと見てもらえなかったのでたいへんだったのであります。
そんなこともあり、近年、猛暑の時期は、私の職場である江坂に連れていき、ビジネスホテルに4〜5日、監禁することにしたのであります。
基本、大好きな阪神タイガースの試合のテレビ中継などをしながら過ごし、食事は近くのレストランやお寿司屋さんなどに連れていきます。
どのホテルも全館空調が効いておりますので、熱波にさらされることもなく、体調が安定するのであります。
さらに、年齢がいくと、痛点が減少し、熱い寒いの認識もしにくくなるので、知らぬ間に体に負担がかかってしまうことがあります。これは猛暑にかぎらず、猛烈な寒波がやってきて、気温が急激に下がったときなども同じなのであります。
また、お年寄りというのはなにかと節約好きで、また、暖房のせいで湿度が下がってしまうことも嫌い、暖房をつけたり切ったりしがちです。その結果、風邪気味の症状がなかなか治らないというようなこともよくあります。
そこで、そういうときもまたまた江坂のビジネスホテルに母親を缶詰にし、静養させるのであります。
ちなみに町中にいれば、田舎の自宅にいるときに比べ、食事もバリエーションが楽しめてよかろうと思うのですが、年寄りはなぜか決まったものを食べることを好むようなのであります。
さらに、それ以上にイヤなのが、夜はホテルの部屋で一人寂しく眠ることらしいのであります。
かといって、家からネコを連れていくわけにもいかず‥‥。
いろいろと対処法を考えている今日このごろなのであります。
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