3月半ば、腹部の激痛に襲われ、「胃けいれんか!?」と胃腸科に駆け込んだ私。
検査の結果、胆石の発作(激しい痛み)であったことが判明し、大きな病院で手術を受けることになったのでありますが、血糖値が高く、手術前にその原因も調べねばならなくなったのであります。
そして、造影剤を入れての断層写真を撮ったり、エコーを撮ったり、心臓が手術に耐えられるかの検査をしたりと、なんかもう、人間ドックに入ったのかというぐらい検査漬けの日々を過ごしたのであります。
さらに、血糖値が高いからと眼科にも行かされ、眼底検査まで受けたのでありますが、この検査の際は瞳孔が開く目薬をさすのであります。
生きているにもかかわらず、瞳孔が開きっぱなしになってしまうので、それはもう、まぶしいったらありゃしない。
検査後もしばらくは戻らないので、当然、車の運転は禁止。奥さまに迎えにきてもらうハメになったのですが、奥さまもお忙しい身であられるため、ご到着まで時間つぶしのために近所の温泉施設でリラックスしながらお待ちすることにしたのであります。
その移動のためにタクシーを使ったのでありますが、サングラスをし、マスクをかけ、帽子をかぶった姿で、あまりのまぶしさにヨチヨチ歩きで乗り込もうとしたところ、目が不自由な人なのだと思われ、親切にしていただくというオマケも付いたのでありました。
その後、すべての結果が出たのですが、眼底検査も含め、どこにも異常はなし!
「ただ血糖値が高いだけ」ということがわかったのでありますが、主治医の先生がこうおっしゃるのであります。
「ま、しかし、七転八倒するような胆石の発作(激しい痛み)が来たら、手術ができる準備は整ったということだから、そうならないようには祈っとくけど、早めに血糖値は下げといてね」
という脅しに屈するまいと、それからの私は糖質制限をしつつ、運動療法を取り入れて、アスリート並みに体を絞る生活をはじめたのであります。
昔の人はよく「糖尿病は汗をかいて治す病気」と言っておられたといわれます。
たしかに、コロナ禍が本格的になってきた昨春以降は、出張を取りやめ、家や事務所に引きこもる毎日でありました。まさに運動不足が血糖値の上昇を招いたのでありましょうか‥‥。
というわけで、炭水化物を制限すると同時に、脂っこいものも食べてはいけないと言われた私。主食がキャベツとなり、野山を駆けまわる日常を開始したところ、なんと1週間で3kgほど痩せたのであります。
これを書いている現在は、3週間目でマイナス5kg。ライターのみっちゃんには「あごと首の境目がわかる!」とおほめの言葉をいただきました。
日々、野山を駆けまわっていたら、足腰がしっかりとしてきたかんじがするので、六甲山の登山をしてみたりもしている今日このごろなのであります。
5kg痩せたら体も軽くなり、久しぶりの登山でも息が上がらず気分上々であります。ただ、低糖質の食事をつづけながらの激しい運動なので、たまにフラフラと低血糖気味になるのが玉にキズなのであります。
そして、最近の私が事務所の近くで食事をとるのはいつも吉野家で、メニューはライザップ牛サラダエビアボカドとしじみ汁と決めているのであります。
ライザップ牛サラダエビアボカドは、ライスの代わりにサラダが入っており、そのサラダの上に牛肉や蒸し鶏、エビ、アボカド、豆、半熟卵なんかが載っているのであります。
それに、しじみ汁をつけて833円。これが私のランチになったり、ディナーになったりするのであります。
先日の日曜日もいつものように吉野家に行ったのであります。
しじみ汁にも飽きたゆえ、あさり汁に変更してみたところ、厨房のほうからこんな声が聞こえてくるのであります。
「あさり汁? しじみ汁だろ? だって、ライザップしじみさんじゃん、あの人」
どうも、私は吉野家で“ライザップしじみさん”と呼ばれているようであります。
「でも、きょうはあさりなんです」
「ライザップしじみさんなのに?」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥‥‥また新たなる伝説をつくってしまったようなのです。
by ライザップしじみ
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ニコニコ動画で平準司が学長にて
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