5月5日間ロングワーク参加トレーナー
(浅野寿和 ・ 池尾昌紀 ・大野愛子・大門昌代・原裕輝・みずがきひろみ)
からのメッセージこちらのブログより随時ご案内させていただきます。
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皆さん、こんにちは。
神戸メンタルサービスの大野愛子です。
今年のGWは『存在理由~私たちは世界の光です~』をテーマに、5日間のロングワークが開催されます。
去年の5月にもオンラインのロングワークがありましたが、あの頃はまだよくわからないコロナウィルスに翻弄され、世界は不安の真っただ中にいました。
この先どうなっていくのか、見えない恐怖と闘っていた時期もありましたが、あれから1年。私たちは今日も生きています。
生きていることがこんなに当たり前ではなく、こんなに嬉しいことなのかと感じた1年でもありました。皆さんはいかがでしたか?
そういえば、私が初めてヒーリングワークを受けたのも5月だったと記憶しています。今はカウンセラーをしていますが、当時は35歳で東京の大田区で美容師をしていました。
夢を叶えて美容師になったものの、とても苦しかったのです。毎日、心のなかに鉛を抱えているような重たい気分で、仕事にやりがいを見出せずに心身ともに疲れていました。
「何かがおかしいな、あれだけ好きな仕事だったのに…」
一日の大半を仕事に費やし、休みの日も勉強会に行き、朝から晩までヘアスタイルのことを考えるのが幸せだったのに…。私にとっては天職だと思っていたのに…。
「でも、なぜこんなに苦しいんだろう?きっとなにか理由があるはずだ」。そして、私は心理学を学び始めました。
その理由に気がついたのは、翌年の夏の大阪ロングワークでした。会場の前に誰だか知らないおじさんの銅像がある会場だったと記憶しています。(あのおじさん、いったい誰なんだろう?)
夏の忙しい時期に5日間もお休みをもらって大阪に行くのですから、勤め先の美容院にとっては大迷惑なことだとはわかっていました。でも、そんな大迷惑をかけても数日でいいから仕事から離れてみたかったのです。
でもなんか聞いたことあったんですよ。「デットゾーンを抜けるためには、これだけは嫌ということをやってみたらいい」って。だから、これだけはやっちゃいけないトンデモナイコトとして「5日間お休みをください」と頭を下げて頼み込んでみたのです。
ん?心理学の使い方、間違っていたかな?でも、そんなトンデモナイ5日間を大阪で過ごしているうちに、自分がやっているトンデモナイコトに気がつくことになるなんて、想像もしませんでした。
ある方のフォーカスセッションで、トレーナーである平さんからこんなお話しがあったのです。「もしあなたが今幸せでないのだとしたら、あなたは罪悪感を抱えているんですよ。」
「ざいあくかん?誰に??」
私もフォーカスパーソンと一緒に考えてみることにしました。
すると、父の顔が思い浮かびました。私が美容師をしていることを一番望んでいるのは、私以上に父なのだと思い出したのです。
父は、高校生だった頃の私に言いました。「お前は離婚してもちゃんと生きていけるようになれよ。女ひとりでも生きていけるようにちゃんと手に職をつけて生きていけよ!」
私が中学生の頃に父の浮気で両親は離婚をしました。離婚後、経済力のない母はひとりで食べていくのに精いっぱいで、私と弟を引き取ることすら出来なかったのです。子供を置いてひとりで出ていくしかありませんでした。
父は、自分で離婚をしておきながら、だいぶ元妻(私の母)に罪悪感があったのでしょうね。だから、私に「女ひとりでも生きていけるように」なんて言葉を言ったのだろうなと。
そして、そのフォーカスセッションを見ながら気がついたのです。「ああ、私は私の人生を生きていない。今だに、父の罪悪感を一緒に背負おうとしているのだ」と。
おお、トンデモナイ罪悪感、私にもあった。。。。
私は自分のためではなく、お父さんのために美容師を選んだんだ…
大阪ワークから戻ると「私は私の人生を生きたい」と思うようになりました。どのような手段でそれができるかはわかりませんでしたが、そう願ったのです。そこから、私の癒しの旅が始まりました。
それから15年過ぎたのが、今の私です。結局、美容師は辞めちゃいましたね。案の定、父には「お前、大丈夫なのか?」とガッカリされましたけれど。
でも、私は大きな誤解をしていたのです。なにをしていても父は私のことを愛しただろうに、長い間、父の願うような娘でいないと愛されないと思い込んでいたのです。
そして去年、父に言われました。「カウンセラーって、いい仕事らしいな。」
めったにない父の最大の褒め言葉だとわかりました。私らしく生きていることを祝福されたのだとわかりました。
あの大阪ロングワークに出ていなければ、今の私は存在していないでしょう。あの日は、私の未来を変えるトンデモナイ日であったことに間違いはなかったのです。
5日間とことん自分に向き合って良かったなと思います。(そういえば、あの銅像のおじさんはまだあそこにいるのだろうか?)
あなたもこの5日間で未来を変えてしまうかもしれません。そして、私にも言わせてください。「今度はあなたの番ですよ!」
では、オンラインでお待ちしております!
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