わが家のお正月事情 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

私が住んでいるところはものすごい田舎であります。

 

バスは日に3本しか通っておらず、しかも、土日は運行しておりません。

 

いちおう神戸市なのでありますが、北のいちばん端っこであり、文明開びゃく以来、景色はなに一つ変わっていないであろうというようなところなのであります。

 

そして、田舎につきものといいますか、なにかと行事が多いうえ、昔からのしきたりや習わしがそのまま残っているような地域でもあるのであります。

 

たとえば、私の父親の葬儀のときは、喪主である私もあの三角形の白い布を額につけられ(天冠というらしいです。よくオバケがつけているあれです)、参列いただいたうちのOBや受講生から笑われてしまったりしたわけです。

 

お葬式も、お坊さんが8人ほど来て、みなさんが考えていらっしゃるようなお葬式の光景とはだいぶ違う様子で繰り広げられたりするわけです。

 

このような村でも高齢化は進んでおり、うちの村の私の住むエリアでは、61歳の私は最年少の若者なのであります。

 

そして、うちの家の前の山の上には氏神様のお社があり、いままで、そこのお掃除や飾り付けの当番は各戸に順番にまわってきたのでありますが、高齢化を受け、「みんなでする」ことになったのであります。

 

「みんなでする」といっても、ほとんどの仕事は最年少である私がやらねばならないのであります。

 

神社の飾り付けはもちろん、各家のお正月の飾り付けや諸式にも昔からの決まりごとがあり、とてもめんどくさいのであります。

 

 

さらに、お正月はお節に雑煮と決まっており、三が日は基本、これ以外、なにも食べないのであります。

 

よって、でっかいお節料理のお重を注文するのでありますが、これを頼むのをうちの母親がとても楽しみにしているのであります。

 

もう10月ともなると、お節料理の掲載されたさまざまなカタログが、うちの母親宛てにあちこちから大量に送り込まれてくるのであります。

 

お節料理は、早くに頼めば頼むほど割安なのであります。

 

さらにキャンセル防止策だと思うのですが、11月の中ごろと12月初旬になると、お節を注文している人にはちょっとしたプレゼントが送られてくるのであります。

 

たいしたものではないのですが、お客の気持ちとしては、プレゼントを受け取ってしまうとなかなかキャンセルしづらくなるのであります。

 

この時期になると、88歳になるうちの母親に迷いが生ずるのであります。

 

「やはり、あっちにしておけばよかったんじゃないか?」、「こっちにしておくべきだったかなぁ」などと思うようなのでありますが、正直、われわれは「そんなもの、どうでもいいじゃないか」と思っているのであります。

 

しかし、母親はというと、「ついでだから、あれもこれも買ってしまえ」となるので、年末ともなると、そんなに好きでもないお節が大量にわが家に届けられるのであります。

 

そのうえ、うちの息子あたりが「会社でもらった」などとさらなるお節を持ち帰ったりするものですから、それはもう、お節評論家になれそうなぐらい、毎年、お正月はお節料理を食べているのであります。


 

そして、元旦は朝昼晩とお雑煮がつくのであります。

 

大晦日の年越しそば、元旦は朝昼晩の餅三昧。

 

日ごろ、炭水化物を制限している私。体が炭水化物を欲していて、それはもう、とっただけすべてを吸収しようとしてしまうので、体重は増えるわ、血糖値は上がるわで、もう、ラリってしまうのであります。

 

それから、この年末年始、近くの温泉はどこも激混みだったのであります。で、私はどこかの温泉に入ってから出勤するのを常としているのですが、快適な入浴がなかなかできなかったのであります。

 

そんな中、ヒマそうな温泉を選び、人様とは時間帯をずらし、なんとか正月明けまでをしのいだのであります。

 

61歳の私、年末年始は平均睡眠時間8時間半を確保しつつ、暮れと正月のテレビ番組をさんざん観て、去年、入会したAmazonプライムで『トリック(TRICK)』のシリーズ1から3を全編、観尽くしたのであります。

 

あぁ、目が疲れた‥‥!


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