よく聞かれるのである。
「よくもまあ、そんな派手なシャツ、次から次へと見つけて買ってきますね。いったい、どこで売っているんですか?」、と。
私が派手なシャツと初めて出会ったのは、九州は博多、『キャナルシティ』と呼ばれるショッピングモールにおいてであった。
店の名は、『Desigual』。スペインのブランドなのだが、当時、国内の直営店はこの博多の1店舗だけだった。だからして、セミナーで年に4回ほど博多に行くたびに、コツコツと買っていたのである。
直営店はなかなか増えなかったのであるが、アウトレットなどには次第に出店されるようになっていった。そして、いよいよ、西日本一デカいといわれるうちの近所の『神戸三田プレミアム・アウトレット』にもお目見えしたのである。
「おお、これは安く買えるぞ!」
と思ったものの、アウトレットでは、博多ですでに買ったラインナップが時期を遅れて店頭に並ぶ。
それは、まったくもって当たり前の話であろう。しかし、せっかちな私はついつい博多で買ってしまうので、『Desigual』のシャツに関しては、うちの近所のアウトレットにお世話になることはなかったのである。
つい先日、「いつも私が着ている派手なシャツのブランドはここです」とFacebookで公表したところ、女性のみなさんから「私もここのブランド、好きです」というコメントをたくさんいただいた。
たしかに、女性用のアイテムのほうが圧倒的に多く、直営店ではメンズのアイテムはほとんど片隅に追いやられている状況である。
「私と同じブランドを好きな女性がこんなに多いとは!」
ちょっと感動したのであるが、これは私の一方的な思いであり、みなさんからは次のようなコメントが多かったのである。
「なんと、平さんの着ているのと同じブランドだったんですね‥‥」
「‥‥」の意味はなんなのであろう?
まるで、「あなたと同じ種族だったとは‥‥」とか、「あなたと同じDNAが流れているなんて‥‥」と言われているように私には感じられるのである。
しかし、私には私の、このブランドを好む理由があるのである。
私はおデブなので、洋服は黒が基本色になる。白は膨張色なので、できるだけ着ないようにと事務所や嫁からキツく申しつけられているのである。
そして、黑といちばん相性がいいのが、赤やピンクだと個人的には思っているのである。
「黑といえば、白がセットでしょう」という意見もあろう。しかし、前述の通り、白は膨張色なのでタブーなのである。
よって、赤やピンクなどの入った派手なシャツを着ることが多い。その点、このブランドには赤やピンクをはじめとしたカラフルな色が多いので、必然的にここで買ってしまうわけである。
もう一つ、私が“デブ屋”と呼んで通っているキングサイズ専門の『GRAND-BACK』という洋品店もある。
この店には、神戸の講座に向かうときにしばしば立ち寄るのであるが、じつはここにも『Desigal』のシャツがある。それも、なんと、直営店にはならないデザインのアイテムが揃っているのである。
どうも、スペインのほうから直接、買い入れているようで、直営店にはないデザインのシャツしかここにはおかれていない。
直営店ではないこの店では、直営店で扱っているアイテムはおけないのであるか? 理由はともあれ、私はまた、よろこびいさんで買ってしまうのである。
そして、その結果、派手なシャツだらけになり、村の会議に出るときや、カタギの会社の研修を依頼された際に着るシャツがなく困る‥‥というハメに陥るのである。
ちなみに、長くお世話になった『GRAND-BACK』の神戸店は7月に閉店してしまうようである。あまりにおしゃれなビルの1階に店舗を構えたがゆえ、家賃が高すぎるのが響いたらしい。
難波や有楽町の店は残るらしいので、そちらのほうに通うことになりそうである。
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