鏡餅男子 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

私は糖尿病である。

 

しかし、糖質制限の食事をし、運動を小まめにすることで、健康診断をしても糖尿病だとはバレない数値を維持しているのである。

 

糖尿病は一度かかると治ることはないが、食事と運動によって、血糖値は健常者とほぼ同じぐらいにコントロールすることができるのである。

 

糖尿病患者にとって、血糖値をもっとも上げる食べ物は炭水化物である。

 

とくに、お米や麺類を食べるとすぐに上がる。一緒に日本酒なんか飲んでしまうと、ものすごく上がる。

 

蕎麦などは健康によさそうなイメージがあるが、われわれ糖尿病患者からすれば、もっとも血糖値を上げる食べ物の一つである。

 

一方、肉や魚はほとんど血糖値を上げることはない。また、お酒であっても、ウイスキーや焼酎、泡盛などの蒸留酒は糖類ゼロなので、いくら飲んでも血糖値は上がらないのである。

 

そんなわけで、年齢とともにオシッコとインシュリンの出が悪くなった私は、少ないインシュリンをやりくりしながらの食生活を送っている。稼ぎの悪いダンナの乏しい給料で生計を維持している奥さまの苦労のようなものなのである。

 

そんな私にとって、鬼門である年末年始がやってきたのである。

 

鬼門のスタートは1231日、年越しそばである。

 

一年のシメの行事であるゆえ、しっかりといただくことにしているが、ふだん麺類はほとんど食べないので、これが死ぬほどウマい。

 

大好物のお餅なんかが入っていると、もはや「丼の炭水化物祭りや~ラブラブラブラブ」状態である。食べているさなかから、血糖値の上昇が体感できるレベルである。

 

「ああ、ウマい‥‥ラブラブ

 

さらなる鬼門は、年が明けて、「おめでとう」を言うやいなやのお雑煮である。関西のお雑煮は、白味噌に丸餅と決まっている。

 

「お餅はいくつ?」

 

そう聞かれると、謙虚に「2個でお願いします」と答える。

 

が、みなさん、正月のお雑煮は飲み物ですよね? あっという間に胃袋へと消えていくのである。

 

すかさず、「おかわり」と言う。そして、「お餅はいくつ?」、「2個でお願いします」というのを一食あたり3回繰り返し、三が日はこれで過ごすのである。

 

さらに、糖分たっぷりのおせち料理をつまみながらであるので、それはもう、少量しかないインシュリンは大欠乏し、借金生活に陥るのである。

 

 

しかしながら、このような無謀な食生活をしていても、血糖値を上げすぎない裏ワザがあるのである。

 

それは、小まめに歩くことである。歩けば歩いただけ、血糖値は大きく上がらずにすむのである。

 

以前にも書いたが、私は糖尿病は運動不足から起こる病気だと思っている。あくまで個人の見解だとおことわりしておくが、日ごろからニプロの血糖測定器を片手に、まめに数値を測っている中で至った結論である。

 

だから、食べてもせっせと歩けばよいのである。

 

が、今年の正月は寒かった。しかも、ネコが私を離さないのである。

 

また、年末年始とも、テレビでは見ごたえのある番組をたくさんやっていた。血糖値が高いと眠くなるので、テレビを観ながら、ホームごたつでうたた寝をしてしまうことも多かった。

 

その結果、“鏡餅男子”と呼ばれるにふさわしい体型の私ができあがったのである。

 

ちなみに、これは毎年の恒例行事なのであります。


 

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