ランチめぐり | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

ホテルが好きなのである。

 

ホテルと名のつくものはどのようなジャンルのものでも好きである。

 

基本的に旅好きだから、日本全国、出張が多い現在の生活はとても楽しい。

 

昔は一冊の分厚い本になっている『JR時刻表』を毎月買っていたものである。そして、空想旅行を楽しんでいた。

 

大人になり、実際に旅をするようになると、いろいろなホテルに泊まるようになった。そして、ホテル好きが高じて、ホテル・マニアの会である『ホテル・ジャンキーズ・クラブ』の会員になっていたこともある。

 

ホテル好きだが、バカ高い高級シティホテルにはそうそうは泊まれないので、しばしば朝食だけ食べにいく。

 

そして、『日本全国・ホテル朝食ランキング』なるものを個人的に作っているのである。

 

最近のホテルの朝食は、昔に比べると、全般的に費用を抑える傾向が見える。

 

5年ほど前まで私のランキングで日本一に輝いていた名古屋の某ホテルの朝食には、2種類のメロンが用意されていた。緑色のメロンと夕張メロンのようなオレンジ色のメロン、つまり、アミアミのメロンが2種類もあったのである。

 

このホテルに限らず、当時、一流のシティホテルではあたりまえのようにアミアミメロンが出されていたが、いまはほとんどのホテルの朝食から姿を消し、プリンスメロンに代わってしまった。

 

私たち農家の者に言わせれば、プリンスメロンはメロンというよりもキュウリの親戚である。

 

ホテルでは、もちろん朝食だけでなくランチも評価したりする。

 

ランチの主流はバイキングである。パパばかりがホテルでおいしいものを食べていると、家での立場が危うくなるので、家族を連れていったりもする。となると、家族連れは必然的にバイキングのあるホテルに行くことになるわけである。

 

私がランチでナンバーワンにつけているホテルは、『神戸メリケンパークオリエンタルホテル』である。


 

ここのランチは、とにかくメニューの種類が多い。当然ながら、全部食べきれない。

 

しかも、ステーキが食い放題である。

 

このホテルの潔いところは、ステーキに和牛など一切使わず、成型肉を使っているところである。

 

国産の和牛をバイキングで出そうとしたならば、コストの都合上、堅くて食えたものではない肉になることであろう。

 

が、しかし、ミンチ肉をプレスして作った成型のステーキ肉は、とても柔らかくておいしい。いつも軽く2人前はいただいている。

 

うちの家族はここのランチが大好きである。海辺のロケーションで、ちょっとしたリゾート気分になったりもする。午後4時までランチが食べられるというのもポイントの高い点の一つである。

 

 

さらにポイントが高いのが、3,000円前後で食べられることである。高い値段を出せばよいものが食べられるのはあたりまえであるが、コストパフォーマンスも含め、総合的なバランスでここがナンバーワンなのである。


昔、『ザ・リッツ・カールトン大阪』のクラブフロアは15食、食べ放題であった。朝食、ランチ、アフタヌーンティ、イブニング、ナイトキャップとあり、ボリュームも十分であった。

 

開業当初は多少高くとも、クラブフロアに泊まるほうが安く上がったものである。しかし、年々、内容が軽食のようになってきて、昔を知る者としては淋しいかぎりである。

 

ところで、最近は女将がものすごい料理の達人で、料理旅館顔負けの食事が楽しめる民宿があるという。

 

チラホラとチャレンジを始めたところである。これからが楽しみなのである。