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開かれている天国の扉に、
なぜ、私たちは入ることができないのでしょうか？
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こんにちは。
神戸メンタルサービスの平です。
この8月の横浜5日間ワークのテーマを「Gate of Heaven（天国の扉）～“ア・コース・イン・ミラクルズ”の世界をあなたに」に決めました。
さて、天国の扉がすべての人に向かって開かれているとするならば、なぜ、私たちはその扉に入っていこうとしないのでしょうか。
その理由は、私たちの心の中にある“罪悪感”です。
私たち人間はみな、この罪悪感がつくる「自分は罰せられるに値する」、「自分は愛されるに値しない」といった感情に支配されています。
もちろん、これは間違った感情です。しかし、人類誕生以来、だれもがずっと握りしめて生きてきたのがこの感情です。あなたのご両親やおじいちゃん・おばあちゃんも、この考え方に苦しめられてきたわけです。
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罪悪感というフィルターを通して未来を見ると、「罰せられる自分にふさわしい未来」がそこにはあります。
「これからきっと悪いことが起こる」、「自分はひどい目に遭う」とばかり感じてしまいますから、いまこの瞬間も心は休まりません。たえず心配したり、自分を攻めてくる敵に備えたりしなければならないからです。
すると、出会う人に対しても、「自分をだます人ではないか」といった疑いの感情が生じます。
この疑いという感情はだれもがもっているものなのですが、じつはその本質とは、「自分は愛される存在である」ということに対する疑いです。
すると、天国の扉が目の前に開かれていたとしても、こんなふうに思ってしまうわけです。
「なにかウラがあるのではないか。そんなうまい話があるわけがない」
「この扉に入れるのは、素晴らしくて、愛にあふれた人だけに違いない。私のような人間が足を踏み入れると、その瞬間に床が抜け、奈落に落とされるのだ」
しかしながら、“コース・イン・ミラクルズ”にはこう書いてあるのです。
「天国の扉とは、天国にいる人に向けて開かれているものではない。地獄で苦しむあなたのためのものなのだ」
そのとおりですよね。
にもかかわらず、われわれは疑うわけです。
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この本はあなたに、何度も何度も語りかけます。
「あなたは愛されるのにふさわしく、罰せられるのにはふさわしくない」
「あなたがどれぐらい愛されているのかを、あなたは知らない」
この5日間のセミナーで、まず、あなたにしていただきたいのは“愛の拒絶”を放棄するということです。
あなたがどれぐらい愛されているかということを思い知っていただきたいわけです。
自分は愛されるに値しないと思っている度合いだけ、あなたは自分に与えられた愛をちっぽけなものだと評価します。
そして、「これだけしかもらっていない私が、なんで、人をいっぱい愛さねばならないのか？」と考えるわけです。
そんなあなたに5日間を通してしていただきたいことは、大きいとか、小さいとか、あなたが与えられた愛について判断することは手放して、ただ、心で感じるようにするということです。
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あなたがどれほど大きな愛を与えられているのかということに気づき、その愛のすべてを受け取ろうとすると、エゴは急いであなたに罪悪感を感じさせようとするでしょう。
「こんなに愛されているにもかかわらず、おまえはほとんどだれのことも愛していない」などと。
そのとき、あなたがその罪悪感に支配されず、愛を受け取ることを制限しなかったとしたら、エゴは弾け飛び、あなたは愛に溺れることになるでしょう。
天国とは、そんな状態のたとえの一つ。そして、5日間を通し、そんな経験をあなたにしていただきたいのです。
大丈夫、あなたが罪悪感に屈しそうになっても、“セブン・エンジェルス”のあの人たちが、あなたの愛を思い出させてくれます。
そして、それほど愛にあふれたところに一度入ってしまうと、あなたは自動的に、自分が愛してもらったように、だれかのことを愛したくなるのです。
それができたとき、あなたの心はどれほど喜び、どれほどの至福を経験することでしょうか。
この夏、あなたの前に、天国の扉は開かれているのです。
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♪来週のテーマ♪
地獄からやってきた“セブン・エンジェルス”
どうぞ、お楽しみに！
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本シリーズは、毎週水曜日、平ブログ（http://ameblo.jp/tairajunji/）
およびメーリングリスト、ニュースレターを通じてお届けしていきます。
8月2日までの全8回の予定です。
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