断食道場、ふたたび | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

去年の8月、淡路の断食道場に行ったのであるが、このGW明けにふたたび訪れることにしたのである。

 

 

ワケは聞かないでほしいが、想像はつくと思う。

 

若干‥‥、いや‥‥、やや体重が元に戻ってきたといいましょうか、ふくよかなお姿に戻りつつあるといいましょうか、血糖値が高めといいましょうか‥‥。

 

いずれにしても、痩せねばならぬ事情があったとご推察ください。

 

お正月、GW、お盆の断食道場はものすごく混む。だからして、私は休み明けを狙うのである。人様と違い、毎年、GWは仕事で、連休明けに少しばかりの休暇があるのである。

 

温泉めぐりをしてもよかったのであるが、すべては健康あってのものだからして、今年は断食道場を選んだのである。農家である私の家のまわりの田んぼや畑の草刈りをせねばならぬという事情もあった。

 

断食道場の初体験は、去年の夏の5日間セミナー明けの休暇であった。初体験であったがゆえ、想像ばかりが膨らみ、ビビりにビビりまくりながら行ったのである。

 

 


しかしながら、2回目の今回は余裕である。

 

「なにをするのか、ほとんどわかっちゃってるもんねー」

 

メシを食わず、ひたすら個室にこもってテレビを観るか、寝ているだけなのである。それも、3日間。

 

「あー、退屈!」

 

「そんなことぐらい、家でやればよろしい!」とは言わないでいただきたい。

 

この、“監禁された感”が重要なのである。

 

 

「自動販売機一つない、山奥の一軒家。。。泣こうがわめこうが、どうにもならないんだから、もう、あきらめるしかありませんぜ」

 

この雰囲気がなければ断食はなかなか達成できないのである。

 

ちなみに断食期間は、ゆっくりお風呂につかることや、近所を散歩することが禁止されている。

 

どうも、ちょっとした運動でも、断食している体には大きな負担となり、脳貧血などを起こすリスクがあるそうなのである。

 

たしかに、たかだか1日、2日、メシを抜くだけなのであるが、富士山の山頂あたりを歩いているがごとく、すぐに疲れる。とにかく、安静第一なのである。

 

さらに、断食期間は1日2リットルも水を飲まなければならない。

 

それはもう、2時間おきにトイレに行かねばならないというかんじなのであるが、トイレに行った度合いだけ、なにか体重が減少していくかんじがするのである。

 

ともあれ、今回はさほどの空腹感もなく、ただ淡々と過ごしていたのである。

 

しかしながら、前回もそうだったのであるが、今回もいきなり、「神戸メンタルサービスの平さんですか?」と声をかけられた。

 

それは、私のお友だちの関係者の人であった。

 

その人が、「きょうから淡路島で断食でーす!」とフェイスブックに投稿したらしい。

 

それを見た私のお友だちが、「うちの師匠もきょうから行ってるはず。異様なオーラを放つデブだから、すぐわかるはず」とコメントしたらしい。

 

それでいきなり捕獲されちゃったわけである。毎回のことながら、世間はとても狭いようである。

 

ところで、この断食道場、「じーっとしているのもさぞや退屈でしょう」と、いろいろなメニューがあるのである。

 

簡単なヨガ教室のようなもの、丹田呼吸法のクラス、院長先生のお話会、カウンセリングに関するビデオ勉強会‥‥。メニューは豊富にあるのだが、今回の私はひたすら部屋にこもり、ゴロゴロとしていたのである。

 

ただ、個室にはDVDプレイヤーが備わっており、映画などを借りて観ることができる。今回はたまたま『シン・ゴジラ』が入荷していたので、いの一番に借りて観させていただいた。

 

そうして、2.5kgほど痩せ、私は淡路島をあとにしたのである。

 

 

が、私に会ったとしても、けっしてリバウンドのはなしはしないように‥‥。

 

あー、もうっ!

 

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