温泉行脚に出る日の私の朝は早い。
小学生が運動会や遠足の日、朝早くから目覚めるのとほぼ同じ状況である。前の晩から興奮して眠れないのである。
アナログな私は、前日、本屋に行き、そのエリアの温泉ガイドを買い漁った。
毎回、同じような資料を買うわけだからして、探せば家の中に過去の資料があるはずなのだが、整理がなっていないので、行くたびに買うハメになる。
目的地が決まれば、その行程にある温泉に入りながら旅路を進めるのがいつもの私のやり方である。
アナログな私も、最近は事務所の強硬な指導によりだいぶデジタル化が進んできた。おかげで、iPadをクルマのナビに内蔵されている音響設備と接続し、音楽聴き放題でドライブできる。
兵庫県の中部エリアにも温泉は多数あるのであるが、循環風呂や、無理やり掘って出した泉質イマイチの温泉施設が多い。
その中にあって、村岡温泉はアルカリ性単純泉、しかも、源泉掛け流しであった。1時間ほどのドライブを経て、体が固まりはじめていたのであるが、この温泉のおかげでとてもほぐれたのである。
そのあとは鳥取県の岩井温泉に向かい、共同浴場『ゆかむり館』で入浴した。
本来はここ岩井温泉に泊まりたかったのであるが、残念ながら宿が取れなかったので、共同浴場に来たのであるが、ここが実に絶品であった。
熱いお湯とぬるいお湯の温度差のある温泉のある共同浴場にはスグレモノが多い。まさにこの『ゆかむり館』が熱いお湯とぬるいお湯の2槽構造になっており、とても気持ちのよい入浴が楽しめたのである。
岩井温泉は古い温泉地で、宿も渋く個性的な雰囲気のところが多いので、次回はぜひここに泊まってみたいと思わされた。
さらに、せっかく山陰地方に来たのだからして、日本海の海岸線をドライブしつつ、スキあらばウォーキングなんかもしたいと思ったのである。
私はこのエリアの海岸線を“日本のアマルフィ海岸”と勝手に呼んでいる。
自慢ではないが、本場イタリアのアマルフィ海岸にはまだ一度も行ったことがない。が、しかし、マニアな私はそのあたりの資料は収集し、だいたいの感じはつかめているのである。
このドライビングルートを通るたびに、この海岸線は本当に絶品だといつも思う。詳しくは知らないのだが、このあたりは“山陰海岸ジオパーク”と言われており、なにか世界遺産級の認定をされているらしい。
ただし、車酔いをする人には、まったくもっておすすめはできない。アップダウンありのものすごいワインディングロードなのである。
この地方の港町である浜坂に、七釜温泉と呼ばれる古くからの名湯がある。ここの『湯〜らく館』という共同浴場でひとっ風呂浴び、いよいよ本日のお宿である湯村温泉へと向かったのである。
湯村温泉は山陰地方のなにもない田舎の湯治場であった。
しかし、吉永小百合さんが主演をした『夢千代日記』の舞台となったことで、いきなり全国区の温泉地となったのである。
今回、私がたまたま宿泊した旅館は『井づつや』というのだが、宮内庁御用達とのことで、格式あるよい宿であった。
このあたりの温泉はまろやかなアルカリ性単純泉で、どこに行ってもほぼ掛け流しである。湯量が豊富なためにお湯の使い方が贅沢であり、湧き立ての温泉がどんどん注入されるので癒され感もハンパないのである。
しかも、そのあと、このお宿で頼んだおばあちゃんマッサージ師に、私はさらに癒されることとなるのである。
次回、乞うご期待。
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