鳥取県にほど近い湯村温泉に行き、『井づつや』という宮内庁御用達のお宿に泊まった私はいつものようにマッサージさんをお願いしたのである。
すると、気のいいおばあちゃんマッサージ師が現れたのである。
基本、おばあちゃんマッサージ師は、2つのタイプに分かれる。
(その1)おばあちゃんであるがゆえ、力不足。まるでなでられているかのような、なーーんも効かないマッサージ。
(その2)ものすごい達人。
今回は(その2)のおばあちゃんであった。
ふつう、マッサージさんが来たら、どこを揉みほぐしてほしいというリクエストをする。が、このマッサージさん、「ええで、体に直接聞くで。あんたは黙って寝ときんさい」などと言うのである。
そして、体をさわりながら、「ん‥‥、あー、なるほどね。普段、働かんのに急に働くから、体が悲鳴を上げとる。なまけ者の体や」と言われた。
そう、私はこの温泉行きのために、きのう、家のまわりの草刈りを必死になってしたところだったのである。
「右の足首は、重い体を支え切れんことになって悲鳴を上げてござる」と、言われなくてもわかっていることも言われた。
「座ってばかりの仕事じゃな。座骨がしびれてきとるで、引っぱり上げといたろ」
30分揉んでもらい、睡眠薬代わりにして眠ろうと思っていた私だが、即座に1時間に延長し、さらに30分延長し、都合90分、揉みほぐしてもうらうことになった。このおばあちゃんの元に定期的に通いたいと思ったほどの達人だったのである。
私はおばあちゃん子のせいか、昔からおばあちゃんマッサージさんの良い人を引き当てる確率が高い。
しかしながら、おばあちゃんはおばあちゃんであるため、遠からず引退してしまい、次のおばあちゃんにめぐり会うまでがまたたいへんなのであるが、まさか、山陰地方にひそんでいらっしゃったとは。
というわけで、この日はこのおばあちゃんマッサージさんに癒され、爆睡したのである。
次の日、私はもう一度、岩井温泉の共同風呂に入りにいき、そして、梨を買いに鳥取方面にクルマを走らせたのである。
鳥取といえば、有名なのは鳥取砂丘。
その付近でクルマを走らせていると、『鳥取砂丘 砂の美術館』なるものがあったのである。
「砂の美術館? なんじゃ、それ?」
なにやら興味をそそるポスターが目に入ったので、ぜひとも入ってみようと思ったのである。
ここは、札幌の雪祭りで雪で作られるオブジェのようなものが、雪の代わりに砂で作られ、陳列されている美術館なのである。
現在、行われている展示のテーマは“南米”。インカ帝国やマチュピチュをはじめとした南米の名所・文化が砂のオブジェで再現されている。
これが、ものすごく素晴らしかった。
鳥取砂丘にはだいぶ昔にも遊びにきているが、このような施設はなかったはず‥‥。
ちなみに、鳥取県は全国47都道府県で唯一、スタバこと『スターバックスコーヒー』がないことで知られていた。その代わりにあるのが『すなば珈琲』というコーヒー店である。
噂に聞くところでは、最近はついにスタバが出店したそうなのであるが、すなばはスタバの隣で営業しているらしい。今回は温泉まわりを優先したので、実況見分はしなかったのであるが。
美術館のあとは鳥取市内にある吉岡温泉で入湯し、自宅に帰ったのであるが、その距離は約165km。高速道路で結ばれているので、時間にしてわずか1時間45分程度のドライブであった。
こんなに近いとは♪
また遊びに行こうーーっと
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