今、ここにある危機 | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

年末、うちのカウンセラーの浅野くんからお歳暮が届いた。

 

『ヘルシア』1箱であった。sei


あえて、「あんたが飲んだほうがええやろ!」というツッコミは入れないが、この浅野くんをはじめ、なにゆえ人々はダイエットに関するものを私に押しつけてくるのであろう?なぜ?

 

ヒーリングワークなどで「ごめーん、ちょっとお茶、買ってきて」というと、ほとんどのアシスタントが得意げに『特茶』を買ってきてくれる。「ううぅ‥‥、ほかのお茶より30円も高いのに‥‥」などと器の小さいことは言わんが、心の奥ではそう思う。

 

夏やせに失敗し、正月太りに成功した私は、いま、ものすごいことになっているのである。

 

そこで、浅野くんから贈られた『ヘルシア』や、『特茶』、『からだすこやか茶』などを飲みまくる。

 

が、しかし、最近、どうも胃の調子がよくないのである。

 

事務所スタッフから“鉄の胃”と評されている私は、病気になろうが、熱があろうが、いつも食欲があるのである。

 

だからして、多少、胃の調子が悪くたって、食欲はあるし、なにを食ってもおいしい。が、しかし、朝起きたときや寝る前に胃が重いのである。

 

いつもの『大正漢方胃腸薬』を飲んでみるものの、いまいち効果がないので、正月早々、近所のかかりつけの診療所に寄ってみた。

 

ここの先生は、私のことをよぉ~~くご存じである。いつものことながら、私が行くとちょっぴり迷惑そうな顔をされる。

 

「忙しいにもかかわらず、あんたが来ると話が長くなる」というのが顔に書いてあるのである。期待に応えるタイプの私は、当然、くだらない話からスタートする。

 

で、先生のお見立ては、こういうものであった。

「これは、“特茶・やすこやか茶の飲み過ぎ病”ですな」

 

つまり、胃の中の油分がなくなりすぎたようなのである。朝昼晩、頻繁に石けんで手を洗っていると手はカサカサになる。あれと同じようなことが胃の中で起こっているようのである。

 

去年は“有馬温泉入り過ぎ病”になってしまったわけだが、またヘンな病気になってしまった。

 

そこで、特茶やすこやか茶をやめ、事務所のキミちゃんからもらったチーズをおやつ代わりに食べたりなんかしたのであるが、その結果、ただでさえ、ものすごいことになっていたこの巨体がさらにたいへんなことになってしまったのである。

 

暴れ牛のような私の胃は、特茶やすこやか茶という手綱にかろうじて繫ぎ止められていたわけだが、その檻から解き放たれ、油分を好きなだけ摂れるようになったのである。いや、医者からは「多めに摂れ」とさえ言われたのである。その喜びはいかばかりか。

 

そして、それに比例するように、私の腹回りは見るも無残な有様に‥‥。太いなりにもなんとかバランスを取っていたのであるが、この一件をきっかけにダム決壊となったわけである。

 

しかしながら、私はだれよりもプライドの高い男。いまさら、サイズの大きなズボンを買うような辱めを受けてなるものか‥‥!

 

そこで、パッツンパッツンになりながらも、キツいサイズのズボンをはきつづける。だからして、ホックがものすごい形に曲がっていたり、ボタンの穴が裂けはじめたりと、それはものすごいことになっているのである。

 

講座やワークで不幸にも私の正面に座られたみなさんに、あえて忠告しておきたいことがあるのである。

 

傷害保険には入っておられますか?

 

ボタンはときとして飛び道具。凶器になるのですぞ!

 

予防のため、ヘルメット、盾、くさりかたびらなどを装備することをおすすめします。けっして布の服や旅人の服などではお越しになりませんようにと、くれぐれも申し伝えておく次第であります。

 

(ドラクエ・マニアの人以外には、最後の一文の意味はわからないであろうなぁ‥‥)