現在までに、日本全国で少なくとも600カ所ほどの温泉につかったことがあると思う。
よい湯があると聞けば、入ってみたいのである。
だからして、若いころというか10年ほど前までは、1泊2日で温泉に行くと14湯ぐらいに入っていた。2泊3日で出かけたときには27湯に入ったこともある。
はっきり言うが、まったく癒されない。
湯あたりはするわ、肌荒れは激しいわで、その後、健康を回復するのに1週間はかかるのである。
「そんな目に遭ってまで、なぜ、入りたいのですか?」と聞かれるのであるが、そんなこと聞かれても、入りたいものは入りたいのである
こんな話をすると、みなさんから必ず聞かれるのが、「で、どこが日本一なんですか?」ということである。
それは、うちの家にいる21匹のネコのうち、「どれがいちばんカワイイですか?」と聞かれるのと同じで非常に答えにくい。で、「どこも趣があってカワイイ‥‥、いや、素晴らしい」などと答えても、なかなか許してもらえない。
そこで、きょうは地域ごとにお気に入りの温泉をみなさんにご紹介してしまうのである。
さっそく、北海道地区~~!
お気に入り第1位は、オンネトー近くの野中温泉『景福』。
ここの男湯は真っ透明な硫黄泉である。硫黄泉は空気と触れることで白くなるのだが、ここや湯船の底から湧いてくる足元湧出泉なので、真っ透明なのである。私が温泉に目覚めたきっかけとなった記念すべきお湯である。
ただ、ここはあまりにマニア過ぎるので、ふだん、「北海道ではどこがいいですか?」と聞かれたときは、登別温泉『第一滝本館』をオススメしている。
ここはものすごく広い浴槽で、すべり台までついている。温泉を十二分に堪能できる温泉デパートで、湯量がハンパじゃない。また、いろいろな泉質の温泉をここ一カ所で楽しめるので、ハズレがないのである。
続いて、東北地区~~~!
じつは、だれにも教えずにこっそりと愛していた青森県・湯ノ沢温泉郷の宿がすべてつぶれてなくなってしまったのである。
さらに、湯脈を同一としていた秋田県・日景温泉まで廃業してしまうこととなり、大ショックを受けている次第である。
東北はずば抜けてお湯が素晴らしく、絞り込むのが難しいのであるが、ここはやはり、八甲田の『酢ヶ湯』と『谷地温泉』を挙げておきたい。
それ以外でも、八甲田温泉『遊仙』の炭酸泉は体中がアワアワになるスグレモノである。さらに、福島県の只見川沿いの西山温泉、大塩温泉も、マニア過ぎる温泉だが超オススメである。
関東地区~~!
関東では、ついつい那須塩原に足が向いてしまうのである。
那須温泉の共同浴場『鹿の湯』の合わせ湯や、塩原温泉の河原の『ゑびすや』や『明賀屋本館』はお気に入りで何度も宿泊している。また、草津温泉や万座温泉も、どの宿に泊まってもハズレがないので気に入っている。
一方、伊豆箱根エリアでは、箱根にある姥子温泉『秀明館』がズバ抜けている。ここは天山が買い取ってから、とてもおしゃれな温泉に様変わりした。そして、以前は自然湧出で、5月から9月までしか入浴できなかったのであるが、いまは年中入浴可能となっている。
ここからは、少し飛ばしていきます。
信州地区~~!
長野県・田沢温泉の有乳湯がよい。入湯すると体中泡まみれになる。
白骨温泉の『泡の湯旅館』の露天風呂や乗鞍温泉『湯けむり館』も、この方面に行くと必ず寄ってしまうところである。
近畿地方~~!
和歌山県・湯の峰温泉『あづまや』がお気に入りで、いつでも行きたいと思う宿の一つである。
同じく和歌山県の勝浦温泉『ホテル浦島』には、洞窟風呂という波しぶきを浴びながら入浴できる極めつけのお風呂もある。
中国・四国地方~~!
この方面では、島根県の温泉がズバ抜けて素晴らしいと感じる。
とくに、三瓶山のまわりには独特の温泉が集まる。千原温泉、池田ラジウム鉱泉、小屋原温泉『熊谷旅館』などがとくにお気に入りである。
九州地方~~!
九州は東北同様、名湯ぞろいであるが、とくに鹿児島県に素晴らしい温泉が多く、紫尾温泉や霧島温泉『新燃荘』などが超オススメである。
以上、駆け足になったが、参考にしていただけたら幸いである。
「ほかにもいろいろ知りたい」という方は、講座などで会ったときに、直接、聞いていただきたいのである。
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