椛島町太皷山(通称:コッコデショ)のブログ

椛島町太皷山(通称:コッコデショ)のブログ

椛島町・太皷山の裏方によるブログです。
応援よろしくお願い申し上げます!

皆さん、ご無沙汰しております。

今度の週末に、

このようなイベントが開催されるのをご存じでしょうか? 


新型コロナウイルス感染症蔓延などの理由で、3年間延期となっている長崎くんちですが、その代替イベントとして開催されます。


今日は、その大くんち展の会場である出島メッセに山車を搬入致しました。

 


久しぶりに「正装」した太皷山です。



格納庫を出て、


三角公園でお披露目した後、出発しました。


長崎では「くんちまでは暑か」とよく言いますが、今日も暑かったです。

婦人部が冷たい飲み物などを積んだ用心籠を運んでくれました。交通整理も本番同様、担ぎ手OBで組織される「交通」のメンバーです。



その昔、ボーリング場があったトヨタビルの脇を抜け、


長崎県庁の脇を通って、


出島メッセに到着しました。


前回当番だった2018年にはなかった施設、次の当番予定の2028年には変わっているであろう場所の写真をピックアップしています。


いよいよ搬入です。

旭大橋と稲佐山が写ってますから、長崎をしばらく離れておられる方にも、ロケーションが分かって頂けると思います。



搬入口の高さ制限に留意しながら館内に入りました。


上町さん「上町コッコデショ」のお隣に降ろしました。


既にいくつかの町が搬入を終わられていました。

くんち馬鹿の私としては、もっと写真を撮りたかったんですが、大くんち展当日まで我慢したいと思います。


あ、当日が写真撮影可かどうかはわかりません。


程なくして、

銀屋町さん「鯱太鼓」も到着され、遂に担ぎもの三体が勢揃いしました。


6日(木)に、大くんち展本番用のディスプレイに設置する予定です。どのような展示になるのか楽しみですね!


大くんち展は、7日(金)〜10日(祝)に、出島メッセで開催されます。新しい長崎駅稲佐口(西口)に直結ですので、アクセス最高です。長崎市外にお住まいの方も、是非とも10日前に開通したばかりの西九州新幹線でお出掛けください。乗り心地最高ですよ!


大くんち展は、またと無いイベントだと思います。でも長崎くんちが開催されないからこそのイベントなので、もう二度とこのようなイベントが開催されない事も祈りながら、楽しみたいと思います。


では、皆さんご機嫌よう!

ありがとうございます。


次回のアップは、2028年の予定です。(笑)


後日ご報告の続きです。

夕食休憩は、中華街の京華園さんでお世話になりました。

美味しい中華料理と、一部の担ぎ手は痛み止めも(笑)チャージして、ラストスパートです。






この後、銅座町で庭先回りを終了しました。
一体、何百回コッコデショをしたのでしょうか。


中日でハマクロス411前では演技をしていますから、このまま帰町しても良いはずでしたが、沢山の方が期待して待っておられるということもあり、
再度、ハマクロス411前で演技して帰町しました。


夏場には、担ぎ手の汗で塩ドーナツが出来ていた三角公園前も真夜中ともなれば肌寒かったです。
その砂かぶり席は、三日間まともに演技を見ていない、庭先のメンバーが座りました。

踊り関係者一同、整列してご挨拶です。
全員が英雄になった瞬間なのかなぁと思いました。

バックアップメンバー4人も入れて、担ぎ手40人全員での演技です。
投げ上げられた太皷山が空中で静止している様に見え、このまま時が止まってくれたらなぁとも思いました。

真の最後の呈上先は、婦人部、給水のメンバーです。
真の最後のコッコデショの写真が上手く撮れてなくてごめんなさい。何ともカッコ悪いなぁ、、、、、

ふと、下を見ると、
解散後の飲み物が、給水スタッフによって既に用意されてました。最後の写真をしくじる私と違って、カッコイイと思いました。

締めのシャギリです。
私は、幸いにも6月1日小屋入りの一番太鼓も立ち会わせていただきましたから、その両方に立ち会った関係者2人の内の1人になれて光栄でした。


この頃、江口副会長は、警察に寄せられた数件の苦情の対応をしていたそうです。
確かに、日が変わっても太鼓の音、掛け声、歓声、、、。
大変ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。


終礼の後、

ついに、
太皷山が格納庫に収められました。
シャッターが閉められる時、筆舌に尽くしがたい感情が込み上げて来て、格納庫前に居ることが出来なくなりました。



今日10月10日、長崎市は雨が降りました。
台風24号と25号の間に、山車の飾り付け、庭見せ、人数揃いが終わり、25号と雨の日の間にくんち本番を無事に完遂出来るという、奇跡的な天候にも助けられ、関係者一同が結束し、そして何より、みなさんのご理解とご協力があったからこそ、平成最後の太皷山を完結出来たと思っております。


今回の太皷山の山車は、既知の通り、福島県川内村で育ったヒノキを加工して組み立てられたものです。
広島や長崎の人なら、「8月6日」や「8月9日」と聞いて、原爆の日とすぐ分かりますが、他の地域では、風化していまい、必ずしもそうでは無いと聞きます。

山下寛一さんが、「フッコ(復興)デショ」という言葉を使っておられましたが、「3月11日」だけでなく、今回の太皷山の写真やグッズを眺めた時にも、東日本大震災のこと、福島県を始めとする被災地をいつまでも想起することが、ひいては復興支援につながるのではないかと思います。大切な太皷山の仲間と福島に旅行に行けたら最高だろうなぁと思う次第です。


平成23年に続く、2シーズン目の太皷山ブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
2シーズン目ともなると、ネタ、オチを見つけるのが大変でしたが、何とか、太皷山の、関係者以外には見えない部分、人間臭い部分、手作り・自前が多いことなどをお伝えしたかったですし、3回携わって痛感した事は、219年間で先輩たちが敷設された「レール」の上を走るだけの我々は、実はどんだけ楽なのかと言うことを、次回226年目以降の太皷山の担い手に気づいて欲しいと思います。


みなさん、本当に本当にありがとうございました。


椛島町、ヨイヤー!





追伸
昨日の庭先回りで、90歳の父の前で最高の呈上をしてくださった関係者のみなさんに、この場を借りて御礼申し上げます。






こんばんは。

遅くなりましたが、昨日の長崎くんち後日のご報告です。

後日は、お旅所→庭先回り→お諏訪さん→庭先回り→帰町の行程でした。

昨日もお旅所は、
遠景のみです。(涙)

お旅所からお諏訪さんに向かう途中、
桜町小学校の生徒さんに呈上しました。

8か月前に担ぎ手オーディションを開催させて頂いた場所です。


坂を登れば、最後の奉納です。

先曳きの先導には、
ひょっとこが復活しました。

ひょっとコウジさんのマウスピースも、み・き・む・し・あです。同じカラーのマウスピースがご希望ならば、一番棒先にお申し出ください!(笑)


さあ、やろうで!





奉納踊りのフィナーレ、帰りホウライエイ。
ほとんどの関係者が感極まり、泣いていました。
me too(笑)。

ランチは伊勢の宮さんでお世話になりましたが、
椛島町がランチ休憩中、紺屋町さんが呈上におみえになりました。


以下、庭先回り中のショットです。

ふれあいセンター(special thanks to 平山茶道会館様)

市役所

十善会病院


とても、15枚の写真では語り尽くせません。(笑)
後半に続きます。