波紋、主婦や女性の奥底にあるダークな部分が浮き彫りで見い入るものがある | いろいろしぃーのブログ

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結構観てる方々が多いようなので。


今回は丁度2時間の長編ですか。

須藤依子(筒井真理子さん)は、緑命会という水を信仰する新興宗教にのめり込み、祈りをささげては勉強会に勤しんでいた。

庭に作った枯山水の庭の手入れとして、1ミリも違わず砂に波紋を描くことが彼女の毎朝の習慣となっており、それを終えては静かで穏やかな日々の尊さをかみしめる。

しかし長いこと失踪したままだった夫の修(光石研さん)が突然帰ってきたことを機に、彼女を取り巻く環境に変化が訪れる。


興味津々でした口笛


私はどちらに転ぶのかなと思いながら……


そうしたらこれは女性が誰しも心の奥底に持っているものを浮き彫りにしてくれて、


それをギリギリの加減で表なりに出してきてますか!


それまでは夫の父親の介護、何もしない息子、そして夫が突然失踪って……プンプン


で義父が亡くなったら、突然帰ってきて癌だと軽く告げる夫。


はあ~~~~~~!? ですよね真顔


帰ってくると、夫のガーデニングは一切なくなり枯山水です!

やろうと思えば出来るんですね~~口笛


新興宗教にはまり水やらろうそくやらばかり……


帰ってきた夫がお酒を欲しがるものの、水道水を汲む依子。


原発事故で水に敏感なご時世なのに……


夫のすることが何もかも気に入らないんだろうなと感じますか。


とうとう夫の歯ブラシで掃除とかしたりして……


モラハラとかで直接反論出来ない奥さんとかがやりがちな見えない仕返しですか驚き


やっぱり実際あるのかな~~と。(じゃないとやってられないだろうけどショボーン)



依子は呪えば穴二つを信じていましたが、同じスーパーで働く掃除係の水木が、新興宗教とは真逆のことを言いますキョロキョロ

意外と水木の話は聞いたりして……


忘れがちな震災の傷跡とか未だにあるんだなと思ったり考えさせられました。



で忘れた頃にろう者の彼女を連れて帰ってくる息子。

平気でお互い初対面のその彼女を東京に案内してくれって軽く言う息子にイラッとしますね😾


もっとビックリしたのは、息子のその彼女のしたたかさですかポーン


はっきり反対して差別する依子はなかなかですが……驚き

息子が完全味方だからって全部そのまま言われた通り垂れ流すな! て支援を必要とするのとは別で、この彼女のこと好きじゃないですねプンプン


そして依子も黙ってやられたままじゃなく……、でとうとう家族がぶつかり合い、それぞれの波紋が広がりますか!


ま~~1度みんなぶつかった方が良かったかなと、みんな間違えてないけど?間違えてる部分もあるし。


とにかく主婦としてはかなり見い入る映画でした。


まー全体的にもの凄いスッキリする映画でもないですが、ラストに監督がやりたかったものが全て集約されていたのかなとなりましたね口笛


その今までのフラメンコの手拍子調なBGMもずーと気になっていたら……はあ~~そういうこと! てなりましたよ。


フラメンコって地団駄を踏みながら自分はここにいるよっていう意味があるんだそうです。


どうしても雨の中じゃないとダメだったのかな?見事に晴れてましたね~~、虹まで出てましたびっくり


でも、清々(スガスガ)しい何かは感じましたよ。


女性向けな映画かなと、面白くはないけれど決して嫌いじゃなかったですニコニコ



元夫、失踪していたけど遭遇する話


女性のダークな部分浮き彫りもの


 

 


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