一番大きい会社の決算のお話 | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

私は7社経営してます

 

5月は1番目・2番目に大きな会社の決算です

 

税理士さんが決算数字の報告にきます

 

税理士「では、1番大きい会社の決算着地予想を報告します」

 

私「お願いします」


税理士「売上は約7.3億、前年比で2千7百万上がっています」

 

昨年の11月に物件を購入しました、その分の上昇です

 

税理士「瓦の売り上げは年間で240万です」

 

職人さんが2人いますが、修繕が中心で一見さんお断りでやってます

 

創業時の事業ですが、時代の流れでこんな状態になってます

 

税理士「続きまして販管費ですが、光熱費の支払いが昨年より2千万下がっています、原因はわかりますか?」

 

ああ、これはですね

 

電気代単価の上昇ピークは一昨年でした、昨年はコロナ前よりは上がっていますがピークよりは下がっています

 

その分で支出が2千万下がりましたが、今年はまた上昇傾向です

(これが結構大きかった)

 

税理士「他に説明しておかないといけないのは、物件を購入したので経費が色々とかかっています、その分を経費計上できたので昨年より売り上げは上がってますが利益は下がってます」

 

私「それで利益と税金は?」

 

税理士「税引前純利益が約2億2千万、税金はざっとですが35%かけて7千7百万くらいですかね」

 

私「がびょ~ん」

 

あああ、俺が稼いだ大切なお金

 

7千万以上が税金でもっていかれます

(中間納税はしてます)

 

税理士「でも、物件を購入された分を経費計上したので、昨年の納税(8千6百万)より下がりましたよ」

 

私「物件を購入したから借り入れが昨年より5億増えてるがな」

 

納税額が少し減っても、借り入れの負担が増えてます

 

さて、肝心な数字の確認

 

私「キャッシュフローは?」

 

税理士「キャッシュですか」

 

私「そう、キャッシュ」

 

申告数字なんてどうでもいいです

(脱税や粉飾しませんが)

 

経営の指標ですが、会社にとって一番大事なのは現金がどれだけあるか

 

どんな立派な決算をしても現金がないと終わりです

 

ただ、最近は黒字が出すぎて納税の負担が重くなってます、黒字倒産の文字がちらつきます

 

税理士「キャッシュはマイナス約2200万です」

 

私「えええーー、労働意欲なくなるわ、1年働いて金が減ってるって」

 

これはよくない、本当によくない

 

税理士「主な原因は高松のビルの空調更新、これで6千万支払ってます」

 

私「ほんまむかつく、即時償却させろや」

 

6千万支払ってるのに減価償却は微々たる数字、これじゃキャッシュがなくなります

(光熱費の支払い2千万減がないともっとひどい事になってました)

 

私「他に気になる点は」

 

税理士「そうですね~、賃上げしたのとボーナスをアップしたので人件費は上がってます。管理費もあがってますが経費を削るのは難しいですね」

 

私「うちは自主管理で社員が少数やから、これ以上の経費削減は無理やで」

 

税理士「そうですね~、地道に空室を埋めていかないと駄目ですね」

 

この会社の空室率が昨年が6.5%だったのが9.7%になってます

 

う~ん、空室対策か~

 

税理士「あとですね、お父様が9百万ほど会社からお金を持っていってます」

 

私「なに」

 

税理士「お父様の会社の貸付残があります、その返済だと言われて900万引っ張ってます」

 

私「あいつ・・・」

 

今年、1番昇給して、私の倍以上の給料を取りながら

 

他にもお金を使ってます

 

もう勘弁してくれ~

 

※決算話はいかがでしょうか、いいねが多ければ2番目に大きい会社の決算も書きます

 

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