事務員さん「社長、今期の固定資産税の一覧表と支払い予定表ができましたので置いておきます」
私「ありがとうございます、え~と総額はいくらかな」
(期ごとの予定です、最後の赤丸が総額)
約、2億2千8百万
事務員さん「税金ばっかりですね」
私「今日は帰りたくなってきた」
不動産業は税金が凄くかかります
ざっくりですが、4月の当社の月間家賃収入が1億8千7百万
(消費税や光熱費など抜いてます、純粋な家賃収入)
年間では22億4千万ペースですから
当社の場合は、家賃収入の10%を固定資産税で納めてる形になってます
(所有不動産で割合は変わると思います)
ここ数年購入してる物件で確認するとビル収入金額の12~15%くらいが固定資産税の割合になってます
私「はぁ~、1日10時間仕事した場合、そのうち1時間は固定資産税のために働いてるのか~」
(極端な考え方です、労働の10%は固定資産税)
税金・税金・税金でしんどいな~
・・・・・・・
税理士「株の移動ですがどうしますか」
親父が所有してるグループ会社の株があります
早めに対処すればよかったのですが、株の移動を親父が渋りました
そのため今は大変な状況になってます
私「このN社の株を私に1株移動させてたいんやけど」
我が社で4番目に大きな会社
株式は60株発行してます
暦年贈与(110万贈与)の制度を使用して株を移動させようかと考えてます
税理士「今、1株の価格が400万程になってます」
1株400万で計算すると
400万-110万=290万
290万×15%-10万=33.5万
株を1株動かすのに33.5万円かかります
それでもやった方がいいのですが
親父「いやや、わしの力が削がれるから株の譲渡はいやや」
私「後に残ったもんが苦労するねんから、あんたは結構な金額の財産あるねんから対策しないと」
親父「最低でも120歳まで生きるから、90歳になってから考える」
私「・・・・・」
しんどい、なんで考えてくれないのか
そして苦肉の策で
私「株式分割します、60株の株を600株の10倍にするので親父の持ってる株数は10倍になります」
親父「それで」
私「今の48株から480株の所有になります、480株のうち5株移動させてください」
親父「う~ん、それやったらいいで」
不思議なもんです、48株から1株贈与は抵抗あるようですが480株から5株はOKなようです
税金はしんどいです
息子には税金で苦労をかけたくないのですが、どうしたらよいのか
色々悩んでます
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