アマプラで映画を~告白 | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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島田荘司先生の大ファンで、本格ミステリ一筋ン十年。
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            (横浜・馬車道)

    昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、

       「本と映画とのんの日々」ですニヤリ

      凄い復讐ですねこれは

 

イヤミスの女王・湊かなえの代表作『告白』2008年発売。

イヤミスとは「読後、イヤな気持ちになるミステリー」の事。

松たか子主演の『告白』は2010年6月公開。

 

アマプラで今回2回目の視聴。

面白かったですね。

最初見た時感じた事と違い素晴らしく面白かった。

松たか子さんはこの年代で一番好きな俳優さんです。

 

能年玲奈ちゃんも生徒役で出演しているのですが、

1か所以外全然わからず叫び

 

 

 

最初、松たか子扮するシングルマザーの教師・森口悠子が淡々と何かを喋り始める。

それを無視する生徒たち。

それでも松たか子は喋り続ける。

告白である。

娘は殺された。

犯人はこのクラスの生徒だ。

この告白で早くも殺人犯が誰だかわかる。

所謂・倒叙ミステリです。
 
森口悠子の告白により犯人はおろかそれらに絡む人々を巻き込む。
壮大な復讐でした。
 
『ストーリー展開はほぼ原作通り、
キャストや映画の色味は原作とあまりズレがい』
そうです。
 
最後は嫌な最後ですが、
誰を応援しているかで嫌な気持ちは半減しますね。
 
イヤミスは嫌いなんです。
ですから湊かなえ作品も『少女』しか読んでいない。
『少女』の読了後の後味はひどく悪く湊作品は二度と読まないと決めた。
 
原作を読めないので映画に頼りました。
松たか子さん最高でした。
 

         原作を読むか映画で観るか