困ったちゃんな爪② | 南青山「爪飾工房」田賀美鈴のブログ ネイルアートレッスン&出張セミナー情報

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皆さんこんにちは。


昨日、うっかりUPし忘れてしまいました。申し訳ございません。


さて、ジェルまで塗りましたよね。


次はファイリングです。


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通常カルジェルシステムでは、180Gのバッファーを使いますが、今回はファイルです。


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バッファーだと速いんですが、爪の先端の痛い部分を引っ掛けやすいのと、皮膚にめり込んでいるサイドのジェルの艶とりが難しいですからね。

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途中までファイリングできました。

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厚みの部分にはチップがつくわけではありませんから、今回のようにデリケートな爪ならなおさら、無理して削る必要なありません。

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でもチップがつくところはしっかり艶を取りたい。ファイルのコーナーやエッジをうまく利用して全体的に艶を取っておきます。


では、いよいよチップを接着しましょう。


今回はフラットチップのサイズ4を使用。接着前にはよ~~~く爪を消毒し、乾燥させておきます。もちろん、チップのウェルエリアにも触らないように気をつけましょう。

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接着前に、チップ全部をプリブレンディングしておきます。こうするとチップも柔軟になり爪にフィットします。ただ気泡が入っているかどうかが分かりにくいですから、慣れないうちはサイドだけファイリングしてから接着しましょう。



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爪自体が小さいですから、根元を2.5mmほど空けて、接着しました。通常はネイルベッドの3分の1くらいをカバーしますが、今回は半分くらいまで覆いました。

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サイドから見た図です。


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今回の爪ですが、正面から見ると爪の両側が皮膚にめり込んで、ホチキスの芯のような形になっています。このような爪を、チップで完全にカバーしてしまうと、ブレンディングするときにファイルが皮膚にあたってしまいます。



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なので、ストレスポイントはしっかりカバーしますが、爪のサイドからは少し離れるようにチップを小さめにカスタマイズしてあります。もちろん、通常の爪の場合はサイドまできっちりカバーしてあげないと補強になりませんから注意が必要です。



なんだか思ったより文が長くなってしまいましたね。


では、③でブレンディング(大好きラブラブ)と、ジェル塗りをお見せしましょう。